アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2021.03.05
伊藤 凪穂
土地売買|バイヤーズエージェントって何?
エージェントと聞いてもなかなかイメージしづらいですよね。一言でいうとバイヤーズエージェント=「買主の味方」です。聞き馴染みがないだけあって、実際エージェントサービスをしている会社は少ないです。最近は既存の不動産会社の中でエージェントサービスに特化した部門を新設しているところもあるみたいです。
土地ひとつ買うにしても多くの法規制が立ちはだかっています。それに数ある土地情報の中で自分達にとって丁度いい広さ・学区のものを見つけていくのも一苦労です。
そして大事な大事な価格交渉……!素人目では交渉の糸口が見つからない…、値引きなんてしていいのか分からない…、そんなとき力になってくれるのが買主の利益を優先してお手伝いしてくれるバイヤーズエージェントです。
プロはプロ同士で戦ってもらいましょう。もちろん人気な土地や立地条件から値下げが難しい土地も多く存在しますが、間口の広さや周辺環境、売り出し期間などを専門的に判断し交渉をしてくれます。
バイヤーズエージェントに頼もうが、普通の不動産会社に頼もうが買主側が負担する仲介手数料は変わらず「土地価格の3%+6万円+消費税」です。
普段家づくり学校では「希望の7割みたせばその土地は買いです!100%要望通りの土地は出てこないと思っていたほうが良いです…」とお伝えしているのですが、これからずっと住み続ける土地、お子様の故郷にもなるわけですから妥協もできないのが正直なところ。。
広さやエリアだけを汲み取って提案するのではなく、どういう風に暮らしていくのか、来客は多いのかなどを丁寧にヒアリングして提案してくれるのがプロのエージェントです。時には「ここよりもこっちのエリアの方がコストバランスも踏まえていいのでは?」なんて提案にもなるらしく、お客様から「土地が見つかりました!」とご報告を聞いて「最初聞いたエリアと全然違う!?」とビックリ仰天するときもあります(笑)
そして更にテクニックですが、エージェントサービスをしている不動産会社さんと専任契約を結んでしまうのもアリだと思います。一見囲い込まれているようで嫌に感じるかもしれませんが、一定の期間で土地が見つからなければ契約は解除されます(契約内容による)し、その間は本気で一緒に土地探しをしてくれるのだと考えると専任契約をして買主側に損はないかと思います。
専任契約、、実は売主側では当たり前に行われている行為なんですよ!土地を売りたいと不動産会社へ依頼する際、その不動産会社と「一般媒介契約」か「専任媒介契約」か「専属専任契約」のいずれの方法で土地を売る手伝いをしてもらうか選ぶことができます。
どの不動産会社さんに行っても仲介手数料が変わらないのであれば、どうせなら買主さんの味方をしてくれるところでお願いした方が気持ち的に良いかと思います(*^-^*)
このような家づくりを進めていく上でのテクニックをいろいろとお伝えさせていただきますので、ぜひ家づくり学校でひとつでも多くの情報を持ち帰ってください!
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