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“注文住宅の基礎知識”の記事一覧

2021.01.30

伊藤凪穂

家づくり最初の壁、予算。。

神戸校

アドバイザー日誌

家づくり最初の壁、予算。。

本日も家づくりのご相談を承りました！ご夫婦の2馬力での借入をご検討。。でも実際自分達にはどのくらい借りれてどのくらいの予算観で検討したらいいのかというところが不透明でしたのでまずはそこからお話させていただきました。

お話の冒頭に「今のところの家づくりの悩みは？」とよく聞くのですが、その回答の圧倒的第一位は「予算」です。ここが明確にならないと始まらない、、ということで特に予算、借入には力と時間を込めてお話しています。

共働き世帯の住宅ローンの選択肢は「連帯債務型」「連帯保証型」「ペアローン」の3つがありますが、どれが自分達に合っているのか……初回の話を聞いただけで判断できるものではありませんので、その場ではそれぞれの違い特徴についてご説明させていただきました。「連帯債務型がいいなと思うけど、検討している銀行が取り扱っているか確認しないとだし、手数料余分にかかるけどペアローンもありか～？！」と、さらに頭を悩ませてしまったところがございますが、今までとはステージの違う一段階上の悩みになっているかと思います。

人生最大のお買い物ですから一筋縄ではいきません！着実にステップアップしていきますので悩みに悩んでいきましょう?✨

まずは借りる額の軸をたてるのですが、大切なのは返していけるかどうか！！家づくり学校では月々の支払いにまで落とし込んでご提示いたします。借りる額は基本的に税込年収で考えますが、返していくときは手取りベースで考えていきましょう！

月々の払いの一覧をみて固まるご夫婦…。「…えぐいなぁ」とポツリ。支払いの内訳も提示しますので、月々の払いのうちどのくらい利息を払っているのかも丸わかりです。「援助考えてなかったけど、頼んだ方がいいかもしれない」とのお考えも生まれてらっしゃいました。

やはりエリア毎に土地代金が大きく変わってきますので、理想と現実という問題はどうしてもはらんできます。その予算の中におさえるための提案、要望をまるっと叶えたときの提案、いろいろな軸からご提示をさせていただきます。

ご帰宅の際には「現実を知ることができました。来てよかったです！」とのお言葉をいただきました！何も分からない状態で住宅会社に訪問すると、その時点から歯車が回りだしますから「やっぱり止めたい」という時には手遅れになっている可能性もあります。

ぜひ動き出される前に一度家づくり学校で状況整理とこれからの見通しをたてていただけたらと思います。無理な予算で進もうとする場合は全力で止めますが、はなから家づくりを諦めるのも勿体ない話。いろいろな家を体感してみてからどうするのかの方向性を定めていっていただきたいです！家づくり学校でも体感ツアーを企画していますしコストがかかるものではありませんので、まずは体感から、です！

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