アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2023.07.26
2019.11.29
伊藤 凪穂
【前編】兵庫県産木材見学ツアーに参加してきました!
昨日『兵庫県産木材見学ツアー』に行ってきました。兵庫県で育った木々がどういう風に流通されているのか一日かけて学ぶことができました!
外国からやってきた木が急激に普及しだしたため、国内での流通がどんどん減少…。流通が滞ってしまうことは、林業を職にしている方々はもちろん災害などの面で私たちにも影響が及んできます。
外国産が身近にありすぎてどこか敷居の高い国産材ですが、そんな国産材を身近に感じさせ「使うならやっぱり故郷の木がいいなあ」「大事にしたいな」と思わせてくれるツアーでした。
まずは一同、(株)山崎木材市場へ…。山もりの丸太たちが出迎えてくれました!
この迫力!
右を見ても左を見ても木・木・木……!壮大すぎて見るだけでテンション上がっちゃいます(笑)杉とヒノキがメインで、他にもモミの木やケヤキなども置いてありました。
最初はここがどういうところなのかイメージがつかなかったのですが、「魚の卸売市場と仕組みは一緒」との説明でピーンと理解しました。伐採の業者さん達が持ってきた木々を競売にかけ、製材所やバイオマス発電所の方々が買っていくという流れです。まさに木の市場!
写真のたくさんの木の中には既に買い手がついた木材もあれば、これから競売にかけられる木材もあります。「こんなに木がたくさんあってどれが誰に買われたか把握できるんですか?」という質問がでました。私も疑問に思ったのですが、担当者さんは即答で「大丈夫です」との回答!「木を見ればわかるように印をしています」といって実際のものを見せてくださいました。
確かに何やら数字がたくさん…。ひとつひとつに意味があって木を管理しているそうです。
さあ、競り落とされた木々がどう加工されていくのか…。続いて、(協)兵庫木材センターへやってきました!
今度はカッティングされた木材が整然と並べられていました。こうなるまでに様々な過程があります。
ペロンと皮をむいたり…
丸太の上・下・右・左を切り落とし、円柱から直方体に加工したりして…
住宅会社や家具屋などに運ばれていきます!杉やヒノキがほとんどなので常にふわ~っといい香りがしてました♪
カットするまでにでた木くずや切れ端は、木材を乾燥させる機械を動かす燃料として活躍します。徹底的に活用して廃棄をゼロにする取り組みが素晴らしいです!
さてさて、ここまでが午前の行程だったのですが、こうやって振り返ってみると濃い濃い一日だったなあと…(笑)思った以上に長いブログになってしまったので一旦ここで区切ろうと思います。次は午後の部を!午後は兵庫県の木材がどういう風に生活に取り入れられているのかの見学をしました。
とっても面白い取り組みをしておりましたので、午後編もお楽しみに(∩´∀`)∩
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