アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2018.11.21
2018.11.09
伊藤 凪穂
ZEHお勉強｜①なんでZEHしないといけないの？
本日は、こうべKANSAI住環境協議会さん主催の「加速するZEHへの流れと暮らすメリット」に行ってきました！今のZEHの現状、今後の動き、メリット等お話いただいたので、この場で少し共有したいと思います。話すと長くなりますので何個かに分けてブログに綴っていきます。今回は初回なので「そもそもZEHってなんなの？」「ZEHって必要なの？」というところから掘り下げていきましょう！
昨今よく耳にするようになったZEH。Z（ZERO）E（ENERGY）H（HOUSE）という言葉のとおり、エネルギーをゼロに抑える家を指します。いわゆる省エネな家。
エネルギーを極力使わずに済む高性能な住宅を建てるという前提をもとに、屋根などに乗っけた太陽光パネルでエネルギーを作り自給自足の生活をする。プラマイ0ということです。
どうして今、省エネの流れになっているのかというと、国際会議で日本が「エネルギーたくさん減らします！！」って宣言しちゃったんですね。具体的にいうと、「2030年までに、CO2の排出量を2013年比で26％削減する」という目標です。自動車の省エネ化は割と耳にしますが、それと同じくらい家にも省エネが求められています。
国際的にいっちゃったものですから、実現しないと世界的に「おいおい日本～」と言われてしまいます。なので、国も必死に補助金を用意したり、じわじわと省エネ基準のレベルをあげています。最終的には国が定めた水準以下の家は建てられなくなってしまうかもしれません。
何年後になるかはわかりませんが確実に国がその流れを作っているので、今のうちにZEHレベルの家を建てておくと将来的に基準不適格の家になるリスクは減るかと思います。
国がどうこうと言ってしまうと少し身構えてしまいますが、実際に暮らす家族にもメリットはたくさんあります。まず、なんといっても光熱費が安くなる。そして、快適・健康な生活ができる…これは、高性能住宅にすることによって温度差がなくなるからというのが大きな要因ですが、節約しなきゃというストレスがなくなるのもでかいと思います。
ということで、タイトルにある「なんでZEHしないといけないの？」のアンサーとしては「国が推し進めているから」となります。しかし、ZEHにはメリットもたくさんありますので、ぜひ検討だけでもしてみてはいかがでしょうか。引き続き情報発信していきます！
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/zeh/
↑経済産業省資源エネルギー庁のHPです。政府のZEH施策等が書いてありますのでチェックしてみてください。
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