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2018.11.13

伊藤 凪穂

伊藤 凪穂

耐震等級について損得を考えてみる

神戸校

アドバイザー日誌

耐震等級について損得を考えてみる

耐震等級ってよく聞くけどなんなのか…。まずはそこからひも解いていきましょう。

耐震等級とは、端的にいうと建物の強さを表したものになります。

等級1はいわゆる建築基準法レベル。最低限クリアしたいラインです。震度4や5レベルの地震が一回ドカンと来た衝撃では倒壊まではしないと言われていますが、震度7や8クラスの衝撃は想定して作られていません。

一方、等級3は避難所レベル。震度7や8クラスのレベルがきても耐えられると言われているラインです。

「それやったら耐震等級3にしようかな」と思われる方も多いのではないかと思いますが、ここでもうワンポイントアドバイス!

「うちは耐震等級3です!」という会社が多いかと思います。ただ、これ自称の可能性もあるんです。(失礼)

というのも、正式に耐震等級3を証明しようと思うと専門の機関にチェックしてもらうことが必須。その申請費用に約15万円近くかかると言われています。(企業によって差があります)

本当に、申請するまでもなく当たり前に耐震等級3相当の家を建てる住宅会社も多くあるとはいえ、なかなか判断のしようが難しいですよね。そんな場合は申請してでも証明してもらうと安心かと思います。

そして、耐震等級3を認定されると地震保険の保険料が半額になるというメリットもあります!!

長年住んでいくことで、地震保険を通して初期コストにかかったプラスの施工費と申請費用を取り返せる可能性も??

このへんはじっくり見極めていく必要がありますね。

とはいえ、耐震等級を高めようと思うとでてくる弊害もあります。こちらはシンプルなので一気にまとめます!

■まとめ

・間取りに制限が生まれる(ドーンと広いリビングはできない)

・若干のコストアップ

・申請しようと思うと費用がかかる

・安全性の高い家になる

・保険料が半額になる

・長期優良住宅など他の施策にも有利にはたらく

今回はこのように損得でくくってしまいましたが、見方によっては損得が逆転する場合もあるかと思います。自分たちが家づくりで何を重視するのかを考えるうえで、この耐震等級のことも考えてみて頂けたら嬉しいです。

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