アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2018.11.21
2018.10.25
伊藤 凪穂
構造見学会で見るべき3つのポイント
今日は、構造見学会でチェックするべきポイントをご紹介します。
構造みたって分からないし…と敬遠される方もおられるかもしれませんが、むしろ分からないところを聞くチャンス!分からないところが分からないかたも現場をみることで質問が浮かんでくるかもしれません。知識は現場で得るのが一番!
①現場のキレイさ
構造見学会に行かれたら、まず最初に現場のキレイさを見てみてください。
参加者がケガしないように見学会に向けての掃除はするかと思いますが、間違いなく基本の徹底は現場に現れます。
資材置き場や、道具の扱い方など、家の内外を見てチェックしましょう。
②断熱材の施工
例えばグラスウールの場合、グラスウールが剥き出しになっていると水蒸気により断熱材の中で結露が起こりグチョグチョになってしまう可能性も・・・
そのため、グラスウールの上に気密シートを貼る施工が必須になります。大きい面(例:柱と柱の間など)だけではなく、小さい面(例:窓枠と天井の間など)もチェックしてみてくださいね。
また、グラスウールは元々はボードの状態なため、施工現場で必要な大きさにカットします。そのため、幅にきっちり合わせてカットしているかどうか、隙間はないか、逆に入れすぎていないかのチェックも必要です。
③担当者の腕
とはいえ、やはり普段断熱材を見る機会なんてまずありませんから、いまいち分からない方も多いと思います。そんな方は、まずは担当者の技量をチェックしてみましょう。
最初は分からなかった断熱材の使われ方が帰るときにはすっきり納得していると、その担当者さんは中々の技量の持ち主ですし、性能についてしっかり教育している会社だという見極めにもなりますね!
断熱材だけでなく、柱と柱の間隔幅の理由であったり、害虫の対策方法であったり、素人目では判断しがたい暮らしの快適性を実現するうえで欠かせないポイントを押さえているかどうかも大事です。
来る大地震にどのように備えているかなどもぜひぜひ聞いてみてください。
プロに任せるのが一番といいながらも、任せきりだとあらぬところで自分の思いとは違う方向になってしまう場合も?人生で一番高いお買い物ですから、任せきりにするのではなく自分も動いて学んで頑張って、プロとの二人三脚が適切かと思います。
見極めポイントを事前に知ったうえで、安全には十分に気を付けて、担当者の指示に従って構造見学会に臨みましょう☆
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