アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2023.07.26
2022.01.28
伊藤 凪穂
家族を守る頑丈な家づくり!
先日、SE構法の構造現場を見学しにいきました!
SE構法とは金物工法のひとつで、木材と木材を金物でガッチリと嚙合わせることによって、木造住宅でありながら、最大9mという大空間を実現することができます。梁と柱に埋め込まれた金物同士をガチャコンと嚙合わせて、最後にピンで固定します。(写真の赤丸部分)
現場に足を踏み入れてみると20畳ほどのLDKにはほぼ間仕切り壁はなく、広~い空間に感動しました!正直、構造途中の現場って本当の広さよりも小さく感じるものなんですよね…(小声)。内装まで仕上げて完成させると広く感じるのに、何の錯覚なんでしょうか。。?いろいろな現場に行って、そう感じていたからこそビックリしました!
あと、錯覚というところでいうと、こちらの現場は一般的な木造住宅よりも間仕切り壁が少ないはずなのに、めちゃくちゃ頑丈で守られている感覚がしました。こればっかりは体感によるものなので、実際に行ってみて皆さまにも感じていただきたいです!
まあ本当は錯覚なんてものじゃなく、現実として頑丈に建てられているのですが!例えば、まず柱。柱はふつう105mm角の3.5寸柱が使われるのですが、SE構法の場合120mm角の4寸柱を使用します。
場所によっては、120mm+αでさらに木材を足しているところもあります!(上の写真の柱の継ぎ目お分かりいただけるでしょうか。ちなみにメジャーの上がcm表記で下は「寸」表記です。1寸は約3cmということですね!)
あとこれも見てください。すごい量の火打ち梁!縦、横の梁に斜めに架かっている金属のものが火打ち梁です。金属の火打ち梁は一般的な木造住宅でも使われますが、しっかりと許容応力度計算をして適切な場所に設置しています。
こういった随所の違いが、全体的な安心感を生み出しているのですね。
それと、これは構造関係なく、施工品質の観点ですが、窓などの開口部分をブルーシートや防水シートで雨水が侵入しないようにきっちりと養生しておられました。
最近は窓だけではなく、全ての建材の在庫が少なくなって仕入れがどんどんと難しくなっている(遅れていっている)ようなので、その間の対策なんかもチェックポイントですね!この現場は素晴らしかったです。
構造途中でも見どころ沢山でした!特に耐震や安全性を重視した家づくりをしたいと思っている方はぜひ構造現場をご見学ください。
HUTTさん、ご対応いただきありがとうございました!
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