アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2021.09.22
伊藤 凪穂
総予算の内訳は?
家づくりを進めていくにあたって、まずどこから手を付けたらいいのかというと、自分たちに出せる総予算を考えるところからです。
さて、総予算の内訳についてどのようにイメージされているでしょうか?例えば、総予算が4000万円なら、土地2000万、、建物2000万かなぁ…と考えていませんか?
実はそれは間違っています!
家づくりにおいて土地と建物とは別に「諸費用」がかかってきます。もろもろの費用ということで、数十項目にわたる細々とした必要経費をまとめて現した言葉ですが、塵も積もれば山となる…諸費用は総費用の1割くらいかかってきます。
結構ウェイト占めてます!
ですので、先ほどの例でいくと4000万円のうち400万円は土地と家以外に消えていくので、3600万円の予算で土地と住宅会社を決めていく必要があります。
いくつか諸費用をピックアップしてみます。
・土地の仲介手数料 (土地代の3%+6万円)
・登記費用 (前の所有者から自分へと名義を変えたり、住宅ローンを組むために抵当権の設定をしたり、、3つくらいの登記の手続きをしていく必要があります)
・不動産取得税 ※軽減措置があります。
・住宅ローンの事務手数料や保証料
・火災保険
……etc.
全体的に土地や建物の価格や評価額によって金額が決まるので、総額が高い人はそれに比例して諸費用も高くなります。
イレギュラーなお金として発生するかもしれないのが、「地盤改良」です。この工事が必要かどうか、そしていくらかかるかは、実際に土地を購入して「地盤調査」しないと分かりません。もし工事をするとなると約100万円くらいはかかると思っておくとよいと思います。
また、造成工事も必要か不要かは土地購入前でもある程度判断がつくかと思いますが、具体的な金額はやっぱり調査してみないとわかりません。この造成工事は非常にピンキリで特に崖地など、場合によっては1000万近くかかったというケースもあります。
このあたりは総予算を考えるうえでは意識しなくてもいいかもしれませんが、土地探しをされる際には気をつけていただきたいです。
ということで、総予算の内訳を考えるときにはぜひ諸費用のことも考えて組み立てていただけたらと思います。
家づくり学校では一組ひとくみに合わせた予算立てをはじめ、この諸費用の内訳の詳しい説明や注意点なども掘り下げてお話しします。
ぜひ最初の一歩にご活用ください!
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