アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2024.05.30
佐藤 佳苗
【体感ツアー】「どんな木を使いたい? 材木屋が語る建材の使い方」を開催しました!!
先日、「どんな木を使いたい? 材木屋が語る建材の使い方」を開催しました。一日で学びと体感ができる人気のセミナーです。今回は、タイコウハウジングの高山社長に講師をしていただきました。タイコウハウジングさんは材木屋がルーツの工務店ですので、木の特徴は熟知しておられます!高断熱高気密で快適に暮らせる家づくりを行っており、全館空調システムをご自身で開発されています。
午前はセミナーで木と快適な家づくりについて学ぶ!!
無垢材を使いたい!と言われるお客様は多いですが、木にも多くの種類があります。色、節の有無や大きさなど、見た目の部分のみならず、木の比重や傷・油に強いか弱いかなど、それぞれの特徴を理解して選ぶ必要があります。
セミナーで教えていただいた木の特徴を少しだけご紹介!
- クリ(チェスナット):虫に強い。一歩で油に弱いため、水回りに使う場合は注意が必要。
- ナラ(オーク):人気。傷はつきにくいが、冷たくなりやすい。
- スギ:最初は白くて木目がくっきりしているが、経年変化で黄色っぽくなる。傷がつきやすい。
- ヒノキ:色は変わるが腐食しにくい。油や傷に弱い。
木は時間とともに変化していきますので、20年30年後どうなるのかを把握したうえで選んでいくことも大切です。
▼実際に木にさわって重さを確認中!
午後からはモデルハウス&構造現場へ!
午後からは、高性能住宅の体感です。まずはモデルハウスへ行きました。どの部屋も23℃~24℃で、ほぼ一定の温度を保っていました。
全館空調について、実物を見ながら説明をしていただきました。全館空調は日々のメンテナンスが手間というデメリットがありますが、タイコウハウジングさんで使う全館空調は2~3ヵ月に1回のフィルター交換のみでOK。機械室が床下や屋根裏などの普段目につかないところではなく、普段の生活スペースの一角に機械室があるため、メンテナンスしやすいことが特徴です。
構造現場は写真が撮れていないのですが、整理整頓されたきれいな現場でした。どこにすきまができやすいか、どのように施工すればすきまができにくいかなどを解説していただきました。
参加者の感想
「木材や気密性能の向上について企業努力と仕組みがよく分かった。ぜひ今回の話を家づくりの参考にしたい。全館空調について気圧の変化対策に興味があり、気密の仕組みを見学できてよかった。」
「床材には様々な種類があり、メリット・デメリットを教えてもらえた。スギ・ヒノキはなじみがあり良いかと思っていたが、オークや栗の方がメリットが多いように感じたので、もっとしっかり考えた方が良いと思った。断熱についても漠然としか知らなかったので、建てるときの参考になりました。」
「実際に見ることができてとても勉強になりました。」
皆様しっかり高性能住宅の学び&体感ができたようです!高山社長ありがとうございました。
次回の体感ツアーは?
『住み心地を高める性能と 日々を豊かにするインテリアを極める』
【日時】6/29(土)10:00~15:30
【場所】家づくり学校 福山校
次回もお弁当付きです!先着10組様となっておりますので、お早めにお申し込みください。
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