アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.09.01
佐藤 佳苗
弾丸!1日で5社の体感比べをしてきました!!
先日、1日で5社の家を体感してきました。1 日で見て回るので、ひとつひとつの家の性能や空気感の違いが比べやすくなります!
1件目:超高気密・高断熱の家
1件目はC値0.06、UA値0.36の超高気密・高断熱の家です。内外W断熱が標準で、C値0.1以下で勝負している工務店さんが手がけられています。クロスは使わず壁は漆喰、床材は無垢材(オーク)が使われており、自然素材にもこだわった家です。また、窓は樹脂サッシ・複層ガラスはもちろんのこと、南側にはシェードをつけ日光を遮っています。
家の中に入った瞬間、心地よい涼しさを感じました。エアコンは24時間つけっぱなしで7月の電気代が1万円とのこと。太陽光発電はのせていないそうなので、売電収入なしでこの金額だそうです。
2件目:住宅性能に特化したビルダー
2件目は、高気密・高断熱をベースとし、一年中快適な住環境を目指されているビルダーさんのモデルハウスです。この家は全館空調がついていました。2階の空調室に18畳用のエアコンがついており、その1台で家中を快適にしています。ダクトを通って各部屋に快適な温度の空気が届けられます。冬は床下に暖かい空気が通るため、足元が冷えません!各部屋の温度計は24℃~25℃で、家中温度がほぼほぼ一定でした。
3件目:コストを抑えながら実現できる家
3件目は、動線がよく考えられている家でした。住む人のライフスタイルに合わせて間取りを提案されている住宅会社さんです。40坪ちょっとの土地に29.5坪の延床面積の家でしたが、全然狭く感じませんでした。各階1台ずつのエアコンで涼しく過ごすことができます。
また、この住宅会社さんは家を単体でとらえるのではなく、景観も大切にされています。分譲地では外構にデザインコードを設け、街並みの調和を図っています。
4件目:性能に特化した地域密着型工務店
4件目は、コストを抑えつつ、性能面・機能面も重視した家をつくられているスーパー工務店さんが手掛けられた家です。高気密・高断熱(HEAT20 G2クラスの断熱性能、C値は平均で0.5を切れる)に加え、家事動線もよく考えられ、パッシブ設計もされている、人気の工務店さんです。数値が良い悪いよりも、空気を上手に回して快適に過ごすことに重きを置かれています。そのため、ドアを閉めても空気は通るように、ドアの上にファンがついていました。
どの部屋も温度が一定で快適でした。2階にいってもムワっとすることがありませんでした。
▼▼この工務店さんが建てられた別の家の写真ですが、パッシブ設計により家の中には日光が入ってこず、ベランダには日が射しています。ベランダとの境界できれいに分かれています。
5件目:北欧と和を掛け合わせた上質な暮らし
最後は、家だけでなく上質な暮らし方を含めた提案をされている住宅会社さんのモデルハウスです。湿度が高く風がない瀬戸内特有の気候に合わせ、エアコン+断熱・気密で快適な家を提案されています。また、長持ちする素材を使い、できるだけメンテナンスを必要としない家をつくられています。例えば、外壁は長持ちする焼杉を使われています。また、窓は木製のトリプルサッシで回転するものを使用してあり、外側も掃除しやすくなっています。
高性能住宅にするとどうしてもコストが高くなってしまうので、使う素材などのグレードを落としがちですが、いいものを使うと長持ちしてメンテナンスが楽ですし、気分もあがるなと感じました。
比べないと「自分たちの最適」は分かりません!
高性能住宅を建てられる住宅会社さんは増えてきていますが、UA値やQ値、C値などの数値だけでは自分たちの最適は分かりません。ですので自分で行ってみないと確かめようがないんです。9月に入りましたが、まだまだ暑いです!秋が来る前に、体感に行きましょう!!
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