アドバイザーブログ
家づくり学校 湘南校
2019.07.06
【恐怖!】ジメジメする梅雨…カビがもたらす住まいの健康被害とは
梅雨から真夏にかけては高温多湿でカビにとっては最適な環境となります。温度28℃以上、湿度80%になると、どんなに掃除が行き届いていたとしても、カビが発生してしまいます。住まいのカビが増える3大条件が、「温度」「湿度」「栄養源」です。栄養源とは、「畳・ビニールクロス」などの建材、「食べこぼし・ホコリ」などのゴミ、「フケ・髪の毛」などの事。この3大条件のうち、1つ以上をカビが成長しにくい環境にできれば、カビの大発生を抑えられます。
快適な温度と湿度の目安
■温度26℃以上、湿度80%以上でダニ・カビの発生
梅雨シーズンの気温は平均的に20℃を超える日が多くなり、高い日には25℃を超えることも。そして湿度は70%くらいが普通、80%を超える日もあります。この「気温20℃~30℃」「湿度70%くらい」という環境が、住まいにあるカビが繁殖しやすい条件となるそうです。カビは梅雨より少し前から空中に多く浮遊し始めると言われ、外から空気にのって室内に入ってきます。また、もともとあるものの成長はしていなかったカビの胞子や菌糸が多くの住宅に存在していると考えられ、梅雨に「最適な環境」が整うことでそのカビが増速する、というわけです。
カビがもたらす住宅・健康被害
温度・湿度とともにカビ繁殖の原因とされる「栄養源」。実は住まいの中はカビの好物だらけ。カビは天然のもの以外でも栄養にして繁殖します。さらに、壁の中がカビてしまうと、壁の中にある断熱材や木材が腐ってしまいます。でも壁の中は壁を外さないと見えませんから、そういう状況になっているのに気付いていないという家がほとんどです。
(断熱材がカビて腐ってしまっている状況)
■カビがアトピーや喘息を引き起こす原因に…
実はこのカビがダニを育てます。ダニの主食って…カビらしいんですね。。その結果、ダニの糞や死骸がハウスダストになって、家の角やテレビ台の下にたまる。小さいお子様は大人に比べると、呼吸する位置が低いので、結果ハウスダストを吸い込みすぎて、喘息とかアトピーを引き起こしてしまっているんです。カビが住んでいるお家はご家族の健康状態に影響をもたらしているともいえます。
生活をしていく上での対策は
カビを吸い込む原因となるのは高温多湿な環境、またエアコンからのカビ感染。エアコンはこまめに掃除をするように心掛け、エアコンをつけた最初の10分はしっかり換気をするなどし、エアコンからの感染を防ぎましょう。冬場の必須アイテム・加湿器も、過剰に使用するとカビの原因となりますので、換気を忘れず、部屋の空気を循環させる事が大切です。一方、梅雨などの湿気の多い時期には除湿機が大活躍ですが、除湿機自体にもカビが繁殖しますので、こまめに清掃して繁殖を防ぐことが大切です。また、晴れた日には必ず換気をし、家の中の空気を循環させ、カビの大好きな湿気を解消するのも一つの手です。
では壁の中のカビはどうする
これはもしかすると家のつくりかたにも問題があるかもしれません。実は上記の断熱材がカビている写真は新築10年足らずのお家なんですよね。建てて10年程度でこんなにカビてしまっている!!その原因はズバリ…粗悪な○○なんです!!答えが知りたい方はぜひ、一度家づくり学校にお越しくださいませ。住宅被害の事だけでなく、無理のない予算の考え方や住宅会社の見極め方、土地探しなど家づくり全般に関することなら何でもご相談できます。高額な家づくりで失敗しないためにも、家づくり学校で勉強してみませんか??
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