アドバイザーブログ
家づくり学校 湘南校
2018.10.02
2018.07.12
佐東 駿
【住宅性能】隙間をなくして快適な住まいを実現させましょう
前回のブログで大工さんの働き方についてのお話をしましたが、家づくりで大事なポイントはまだまだ沢山あります。本日は最も重要なポイントの1つ、「家の中の隙間」についてのお話です。
この隙間を気にしないで家づくりをしてしまうと夏は暑くて冬寒い家になってしまう可能性があります。そうならないためにもしっかりと知識を身につけましょう!
日本の家は隙間だらけ??
日本の家のほとんどが隙間だらけの家だと言われています。昔建てられた家は断熱材が入っていない場合もあります。真冬は家の中にいても外と同じような寒さだったり、真夏は2階が暑すぎる!こんな家がたくさんあるそうです・・・。
ここで知っておきたい性能値、隙間相当面積C値というものがあります。このC値、非常に大事です!これは、床1㎡あたりの隙間の大きさの事を表しています。つまり家の中にどれだけの隙間があるのかを表す値です。C値が1cmを下回ると家の中の温度差がなくなるといわれています。
このC値は1棟1棟を実測で計測する必要があります。パソコンの計算で導き出せる訳ではないので、この測定を全棟で行っているという事なら隙間が出来ないような家づくりに取り組んでいることが分かりますね。測定をしていないから隙間だらけの家ということではありませんが1つの指標になると思います。
隙間をなくすことでどうなる?
家の中の隙間が少なくなることで、「吹き抜け」がいい仕事をするんです!しっかり閉じられているから空気を循環させることが出来るんです。
例えば、夏であれば2階に設置したエアコンを一台稼動させます。冷たい空気は吹き抜けを伝って1階に降りていきます。隙間がないので、冷たい空気は家中を循環します。そして冬であれば1階にあるエアコンを点けます。暖かい空気は吹き抜けを伝って2階に昇っていき、隙間がないので暖かい空気が家中を充満します。
夏でも冬でもエアコン1台で空調できる家が実際に建てられているんです!隙間を意識した家づくりをすることで、温度差がなくなり快適になるだけではなく、省エネでお財布にも優しい家になるんです!
後悔しない家づくり、まずは知識を身につけましょう
隙間の無い家づくりが大事!というお話でした。たくさんある住宅会社のなかから、自分たちにぴったりの快適な家づくりをしてくれる会社を選ぶのは非常に難しいことですが、家づくり学校 湘南校で家づくりの大切なポイントを学んで、要望を叶えてくれる家づくりのプロを見つけてください!
家づくり学校では家づくりセミナーや個別相談を通して皆様の家づくりをサポートをさせていただきます!
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