アドバイザーブログ
家づくり学校 湘南校
2023.08.17
2018.07.10
佐東 駿
【職人】家づくりの工程のほとんどを大工さんが手がけています
家づくりは全てが1棟1棟手作り品です。工場で家を作ってそのまま土地に乗せて完成!という訳にはいきませんよね。家を建てるまでには30数工程あると言われていますが、そのうちの6割は大工さんによるものなんです。その他は内装職人、左官屋さん、電気工事屋さんなどがいて家が建ちます。ハウスメーカーや工務店が家を建てていると思われている方がいますが、各職人さんへの連絡や段取りをするのが主な仕事です。
本日は家づくりでとても大事な職人さんについてのお話です。どんな大工さんがいて、どんな働き方があるのかについてお伝えしていきますね。
大工さんの働き方は3つに分けられます
大工さんの働き方は大きく分けて3つ。自分の家を建てるのはどんな大工さんなのかを知っておくのは大事なことですよ!
まずは、「社員大工」という働き方。その住宅会社の社員として働く大工さんで、いわゆる給料制の大工さんのことです。社員大工として働く方の数は少なく、100人の大工さんがいるとしたらそのうちの1割程度です。
次に「常傭(じょうよう)大工」こちらは期間契約社員といったような働き方をしています。日当制でいつまでに完成させてくださいという契約があるようなイメージです。こちらの常傭大工は2割程いらっしゃいます。
そして最も多いのが「請負大工」こちらは1棟1現場でいくらといった大工さんのことです。例えば、この現場は100万円で。こっちの現場は材料費込みで300万円で。こんなイメージです。7割ほどがこの請負大工という訳ですが、中には注意をしていただきたい方がいらっしゃいます。期間のしばりがないので、早く建て終えて次にいったほうが多く稼げますよね。もしかしたら釘が5本必要なところが4本になってしまっているという事があるかもしれません。請負大工さんだからこういう働き方をしているという訳ではありませんが、どんな方が家を建てるのかは要チェックです。
働き方<腕利き職人を抱えているか
大工さんの働き方を3つ紹介しましたが、結局大事なのは大工さんが腕利き職人かどうか。社員大工、常傭大工、請負大工、どの働き方であってもその住宅会社が腕利き職人に依頼をしているかどうかで家の出来栄えが決まるといっても過言ではありません。
住宅会社で打ち合わせをする時の質問のポイントをお伝えします!
・棟梁は何年目の方ですか?
→この質問をすることでそこの大工さんの定着率が分かります。良い会社は良い職人さんを手放しませんから、長年その会社で家を作っているということであれば信頼ができる方かもしれませんね!
・棟梁の名前、チーム数を教えてください。
→この質問に「A棟梁はたしか今・・・。」このように即答ができない場合は、その都度手が空いている職人をかき集めて家を作っているかもしれません。「A棟梁、B棟梁、C棟梁の3チームです。」このように即答できるようであれば信頼できるポイントになりますね。
住宅会社の見極めが家づくり成功のカギ
どんな職人さんが家を作ってくれるかが非常にに大事!というお話をしてきましたが、依頼した住宅会社が腕利き職人を抱えているかが大切。でも住宅会社は数が多すぎてどの会社にお願いしたらいいか分かりにくいですよね・・・。
家を建てるために知っておかないといけないポイントはまだまだたくさんありますが、そのポイントについては次回のブログでご紹介いたしますね。
家づくり学校 湘南校では家づくりで大事なポイントをセミナーや個別相談を通して皆様にお伝えしております。後悔の無い家づくりのために、まずは知識を身につけましょう!
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