アドバイザーブログ
家づくり学校 岡山校
2019.06.05
2019.06.04
空間を縦に有効活用する「スキップフロア」。そのメリットとデメリット
空間を縦に有効活用し、1階、2階だけでなく、数段上がって「中2階」「ロフト」といった空間を設ける設計手法があります。いわゆる「スキップフロア」です。総面積は小さくても、面積以上の広がりを感じられたり、段差を収納スペースとして活用できたりと人気の高いスキップフロア。まずは、そのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
・床の一部に高低差を設けることで視界が広がり、部屋が広く感じる
・高低差のある土地にもマッチする
・スペースを有効活用できる、無駄がない
・空間に動感が出て遊び心のある家になる
・段差で生まれたスペースに「蔵」のような収納空間を造れる
・設計次第で風通し、日当たりがよくなる
デメリット
・手間と材料費が必要なためコストがかかる
・施工業者が限られる
・光熱費がかかる(気密・断熱性能を向上させれば解決できます)
・壁がないため音が筒抜けになる
・バリアフリーではない
段差を将来的にどう捉えるかですね。段差があると年をとってからつまづくなどして危ないと考えるか、日ごろから段差を意識して生活することで、少々の段差でつまづいたりしない体をつくるか・・・考え方次第ですね。
スキップフロアを検討するなら構造計算をしよう
「構造計算」とは、建物を設計する際にさまざまな角度から構造の安全性を検証することです。木造2階建て以下の家では構造計算は義務ではありませんが、スキップフロアを検討するなら行ったほうが安心といえます。なぜなら、床が途中で分断されると安定性が下がり、水平剛性がとりにくくなるから。そうすると地震などに弱いお家になりかねません。
どんなお家を建てたいか検討すると同時にしていただきたいことがあります。それは家づくりの知識をつけることです!
家づくり学校では無料で毎週末セミナーを開催、平日も個別相談を行っております。どんな小さな疑問も解決いたします!皆さんのご来校を心よりお持ちしております。
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