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家づくり学校岡山校

“注文住宅の基礎知識”の記事一覧

2024.01.24

2023.10.28

因來啓子

ZEH基準を超える住宅性能とは？セミナー＆体感バスツアーを開催

岡山校

セミナー・体感ツアー

本日、岡山校では「ZEH基準を超える住宅性能とは？エアコン1台で快適・省エネな家づくり」と題して、知識編セミナー＆体感バスツアーを開催しました。

▲まずは髙田アドバイザーから本日の流れをご案内

タイトル通り、高い住宅性能に取り組んでいる企業「ヤマト住建」さんにご協力いただき、エアコン一台で快適・省エネな家づくりのお話から始まりました。
家づくり学校でも基礎セミナーにおいて家づくりで見えない部分が大切であることをお伝えするのですが、建築のプロの視点からより詳しく性能についてお話しいただきました。眞殿店長のお話はとても丁寧で分かりやすく、自分たちの目線に合った話し方なのでとても理解ができました。

▲みなさん、「うん、うん」うなずきながら夢中で聞いてましたね＾＾

構造について特に詳しくお話してくださり、その知識を持って午後からは実践編です。午前のセミナーが終ったら、昼食を摂り体感のできるショールームへ移動です。家づくり学校から10分ほどのところにある、ヤマト住建岡山ショールームでマイクロバスにて移動いたしました。

▲ヤマト住建住まいのギャラリー

今回のバスツアーはいつもとはちょっとテイストを変えての体感ツアーでした。午前中のセミナーから、実際に見て触れて、といった形で体感していただけるギャラリーで、窓サッシのサンプルを使って結露のこと、防音のこと熱の伝わり方についてなど、話に聞くだけではなく実物に触れて感じてもらいました。

▲アルミ・複合・樹脂　それぞれのサンプルを使ったレクチャー

結露って、建物にも人にもかなり有害ですよね！ただ、100％結露しない家、というのはありえなくて、結露する部分に対してどう対処していくか、が大切だと言われます。確かにそうですよね。その一つが窓サッシであり、ヤマト住建さんでは、日本で初めて樹脂サッシを作った「エクセルシャノン」製の樹脂サッシを使用することにより結露・カビ対策に努めてます。断熱材についても模型を使ったレクチャー。

▲外張り断熱（フェノマボード）

「外気と壁の間の結露、できるんです。でも、その結露を乾かす通気を取ることが大切。」建築会社の方からすると当たり前なのかもしれない説明を、しっかりと模型を使ってお話。わかりやすくてうなずくばかりでした。そして、本日のメインイベントと言っても過言ではない体感、

実際に体感してみよ～！

▲制震ダンパー「evoLtz（エヴォルツ）」を実際に体感中！

これ、これ！ヤマト住建の住まいのギャラリーでは、実際に地震の揺れを体感でき制震ダンパーが作動するとどれだけ揺れ方が違うか、この装置に乗って体感ができるんです！みなさん、はい、乗ってみて～と順番に体感。

▲「おぉ・・・作動すると揺れ方が全然違います！」と身をもって体感中＾＾

▲震度4　ダンパー作動前

▲ダンパー作動中

全然ちがう～～～～～～　この制震ダンパーは油圧式なので、ゴムや金属のような摩耗がなく、長持ち。30坪の家だと5～6本設置されるとのことです。大きな地震は発生が稀でも、震度4以下の小さな地震は1年に何千回と起こってるんです。このevoLtz（エヴォルツ）は、私たちがあまり感じない震度1から効果を発揮するとのことで、建物の揺れを収めてくれる優れもの。これなら安心だし建物も長持ちしますよね。耐震等級3に＋1の制震ダンパー。地震への備えもよく考えられていますね。

▲左が安いポット。右が高いポット。それぞれにかかる電気代を計測中。

最後にもう一度、高断熱・高気密についてポットを用いてお話。触ってもらうと、左の安いポットは熱い。右はそれほど熱くない。熱いということは中の熱が漏れてますよね～それに、保温の電気代を計測しているのですが、倍近く高い方が安い！購入金額は高いけど、長く使っていると結局安くついているんです。気密についても、蓋をつかって説明。分かりやす～（笑）お家についても同じこと。高性能にすることで金額が高いと思うかもしれませんが、目先のイニシャルコストではなく生涯コストを見据えて建築した方がいいですよね。どのお話もなるほど！と思う事ばかりでした。30分ほど体感した後、次はその高性能住宅を体感しに行きましょう～という事でモデルハウスへ移動です。