アドバイザーブログ
家づくり学校 松山校
2023.09.11
2021.11.25
家づくり学校 松山校
薪ストーブ、只今人気上昇中!
キャンプの炎を 自宅で楽しむ~
林道は落ち葉で埋まりもう冬が間近です。 いま何かと話題の「ソロキャンプ」。 その醍醐味の一つが「焚き火」ですが、ゆらめく炎を眺めて非日常の時間をまったりと過ごす・・・これを自宅で実現出来きるのが「薪ストーブ」です。私、実は前職でログハウスを専門で担当しておりまして、ログを建てられる方の多くが薪ストーブを設置され、ライフスタイルが一様に「スロー&アクティブ」ですから、まさに薪ストーブは必需品でした。
この薪ストーブ、ご覧のようにオシャレこの上ないですから、カフェや雑貨屋さんのディスプレイにも使われたりしています。遠赤外線によるふく射熱はエアコンの温風とは全然違い、じわーっと温かく身体にやさしく馴染みます。機会があればぜひ一度体感してみては?
そんな薪ストーブですが、もちろん良いことばかりではありません!
まず絶対必要なのが燃料となる「薪」の調達です。建築用の廃材はあくまでも着火用で、理想的なのはクヌギや楢の「広葉樹」です。松や杉の「針葉樹」はヤニの油分を含みススを多く出し、煙突を傷めたりします。首尾よく森で採取できても、2年ほど寝かして乾燥させなければ使えませんし、乾燥させるための広い「薪置き場」も必要となります。
仮に11月から3月半ばまでの約5ヶ月間、広葉樹の薪を購入した場合、費用として12万~15万円くらいが目安となりますから結構大きな出費となります。また、ストーブ内の掃除は当たり前、季節前には煙突内の掃除も欠かせません。しかし、このような事はやれば解決できる事ですが・・・一番考えるべき大切な事とは?・・・それは「ご近所トラブル」です。
それは「建てる周辺の環境の事です」!今では分譲地内でも薪ストーブの煙突をよく見かけるようになりました。しかし「建築可」となっている分譲地でも、お隣さんの事は十分考慮しなければなりません。
煙突から出る煙でお隣さんの洗濯物にニオイが移ったり、ご近所のベランダに煙が侵入したりと、そんなトラブルもたまに耳にします。大切な事は、分譲地内のような住宅が多い場合はプロの施工業者さんと綿密に相談することです。周辺の環境を吟味し、ストーブの種類はもとより、煙突の高さや位置を細部まで考えた提案でトラブルも回避できます。
このようにたくさんのデメリットがある、「薪ストーブ」ですが、一番のメリットは「芯からずば抜けて暖かい事」です!。友人が遊びに来てその暖かさにびっくり!なんてことは良く聞きますし、風邪も引きにくく健康になった、と良く利用者からは言われています。手間もかかる「薪ストーブ」です。勢いで手を出さず ユーザーさんにも是非色々と聞いてみましょう!
※おまけ
「薪ストーブ」はやはり自分向きで無いという方に、その雰囲気だけ楽しめる「なんちゃって電気で薪ストーブ」もあります。炎もゆらめきそれなりに楽しめますが、一日 約8時間10帖の部屋を暖めますと、これだけで電気代が月に約3万円と大層なシロモノです・・。「薪ストーブ」に興味のある方、ぜひ私と色々お話ししませんか?メリット・デメリットを詳しくお伝えいたしますよ~
やはりクリスマスには「薪ストーブ」ですね!「家づくり学校」ただ今 クリスマスバージョンで皆さまをお待ちしています。
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