アドバイザーブログ
家づくり学校 甲府校
2021.03.18
【基礎知識】外壁・屋根編!!
見た目ばかりを考えがちですが、家づくりをされた方の後悔の中には「後々のメンテナンスのことも考えて検討すればよかった」という声も耳にします。家づくりを考えている今だからこそ!!見た目だけでなく中身もしっかりと知った上で選択をしましょう♪
★外壁は性能を重視して選びましょう★
外壁材はデザイン性を左右する要素。しかし、デザイン以上に重視したいのが性能面です。雨風にさらされて傷みやすい部材なので耐久性・耐火性や、美しさを保つ耐候性・メンテナンス性は外せません。多くの種類があるので、それぞれの特徴を知り、比較検討していきましょう!!
▼最新技術による防汚性もチェック
壁の表面に加工を施し、雨で汚れが流れ落ちるものや、光が当たると光触媒塗料が汚れを分解して雨で洗い流せる壁材もあります。いつまでも美しい外壁を保つ為にもチェックしておきましょう。
▼主な外へ機材の特徴
・窯業系サイディング→一般的に良く使われている外壁材。セメント質と繊維質が主な原料。耐震性・耐火性・耐候性に優れており、色・柄のバリエーションも豊富。
・金属系サイディング→金属板を用いた外壁材。耐震性・耐候性・断熱性に優れている。
・塗り壁→漆喰や樹脂系の塗料で塗って仕上げる外壁材。仕上げ方による独特の風合いが魅力。
・タイル→防汚性・対候性が高く、メンテナンスの手間があまりかからない外壁材。重厚感・高級感も魅力。
★屋根材の種類は主に4種類★
現在、屋根材として主に用いられているのは下記の4種類です。住宅の洋風化に伴い、瓦には様々なスタイルに合う色や形状のものが増えてきています。シンプルスタイルでよく使われるのはガルバリウム鋼板。屋根材も外壁材と同じく住まいを雨風から守る大事な部材なので、見た目の印象やコストだけでなく、耐久性や耐候性、メンテナンス性をよく確認して選びましょう!!
▼屋根材
・粘土系→表面に釉薬を塗る釉薬瓦と塗らないいぶし瓦がある。瓦は重いというイメージがあるが、近年は軽量化もされ、和風・洋風などスタイルに合わせた色・バリエーションがある。
・スレート系→セメントを主な原料とする化粧スレートと、石を板状にした天然スレートがある。瓦よりも軽量なので、耐震性が高く施工しやすいのも特徴。
・金属系→一般的なのはガルバリウム鋼板。軽量で建物への負担が少なく耐震性が高い。加工しやすいのも特徴。色やデザインのバリエーションも豊富。
・セメント系→セメントを原料とする屋根材。耐火性に優れ、カラーバリエーションが豊富。
★見た目の印象は実物で確認★
外壁材や屋根材はカタログや小さなサンプルを見て選ぶのが一般的ですが、実際に家に施工してみると面積や光の当たり方などにより見た目の印象は結構違うものです。できれば実際の施工現場で実物を確認して、仕上がりの印象を見て選ぶのが理想的です。
▼先輩の成功・失敗談
○隣家や町並みとの調和
隣家はブラウンの重厚なデザイン。我が家を白にしたら良いコントラストに。町並みや隣家の相乗効果でより素敵に見えます♪
×外壁の色を確認しなかった
カタログで黒い外壁を選んだが、広い面積で光が当たるとグレーに見える。サンプルやモデルハウスで実物を確認すればよかったです。。。
~まとめ~
外壁や屋根は住まいの印象を決めるもの。町並みとの調和も意識しながら決めましょう。また、庭や門柱、カーポートなどのエクステリアは外観の見た目も左右します。外観デザインとともにしっかり検討しましょう!!
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