アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2023.07.26
2021.07.28
今井 園美
【本日のご相談】オープンキッチンがいい!
ご相談いただいた奥様の希望は、キッチンは「絶対オープンキッチンにしたい!」でした。
⭐オープンキッチンとは?
壁や吊戸棚などの仕切りがなく、ダイニングやリビングと空間が一体になったキッチンのことです。
メリットは開放感がある点。壁がないため、リビングとの一体感があり、キッチンで料理をしながらでも、リビングにいる家族との会話も楽しむことができます。さらには、キッチンの対面、あるいはすぐ側にダイニングを設ければ、作った料理をダイニングまで持ち運ぶ手間もなくなりますし、食事の後の食器の片づけも簡単にできます。
オープンキッチンにもいろいろなタイプがあります。
⭐アイランド型キッチン
その名の通り「アイランド=島」で、キッチンのどの部分も壁に触れることなく、独立して設置されているタイプのキッチンのことです。
アイランドキッチンの良さは、みんなで一緒に料理しやすい点です。壁に接していないため、複数の人数で調理をしても邪魔になりにくく、快適に作業ができます。子どもや友人らと一緒に料理作りを楽しむということもできます。
ただし、アイランドキチンは思いのほか広いスペースを必要としてしまいます。周囲に壁がないため収納のスペースの絶対量が確保しにくく周囲に十分な収納スペースを設ける必要もあります。そのためLDKにある程度の広さが必要となってきます。
あまり間取りに余裕がなく、スペースが足りないという場合の選択肢としてペニンシュラ型オープンキッチンはいかがでしょうか?
⭐ペニンシュラ型キッチン
キッチンの側面が壁から突き出すように触れているタイプのキッチンのことです。ペニンシュラとは半島を意味します。
収納や料理をするスペースを確保しながら、オープンキッチンのメリットも得ることができます。インテリアにこだわりがあり、かっこいいキッチンが欲しい!という方には人気です。
ただし、アイランド型と違い、複数人で料理をする際には横並びで作業をしなくてはなりません。
⭐オープンキッチンのデメリット
✅キッチンが人目に触れやすくなるため、来客などの時にキッチンが整頓されているかどうか気になってしまいます。キッチンカウンターの上にアクリル板などの目隠しを設置してしまえばいいのですが、目隠しを設置してしまうと、オープンキッチンの開放感が損なわれてしまうので、何を優先するのかを決めることが大切になってきます。
✅部屋中に油が飛び散る、水が垂れてビチャビチャになる、臭いが部屋全体に広がることなども、不満点として言われることが多いです。
✅キッチンは刃物や火など危険がいっぱいのスペースです。小さなお子さまがいらっしゃるご家庭の場合、実際に使用されている方の声を聞いてみるのもいいかと思います。
そこで、
アイランド型やペニンシュラ型ほどの開放感はありませんが、料理をしながら、家族やお客様と同じ空間で会話を楽しむことができるなどコミュニケーションを取りやすいことで多くの方が採用していらっしゃるのが「対面型Ⅰ型キッチン」です。
⭐対面型I型キッチン
コンロとシンク、調理台が横一列に「I」の形のように並んでいて、コンロ前は壁になっている対面キッチンです。
壁やカウンターがあることで、油はねや水はねなどを防ぐこともできますし、一番物があふれて無法地帯になりがちなシンクもある程度見えにくくできます。つまり、いつもキレイにしておかなければ?というプレッシャーが少なくて済むということです?
それでいて、リビング・ダイニングとのつながりなどのオープンキッチンのメリットを得ることもできます。共働き世帯や忙しい子育て世帯で片づけの時間が??というご家庭にはオススメのキッチンです?
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家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
子どもたちの教育資金に苦労した経験からファイナンシャルプランナーに興味を持ち、2010年に2級FP技能士、2013年に住宅ローンアドバイザーの資格を取得。暮らしのお金に関する相談業務を中心に活動してきました。得意分野は「住宅ローン」と「家計の見直し」です。2017年から家づくり学校にて、FP資格を生かした家づくりアドバイザーとしてお客様の家づくりをサポートしています。続きを読む
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