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伊藤 凪穂

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ヒートショックの危険性は全国各地変わらない!

神戸校

アドバイザー日誌

ヒートショックの危険性は全国各地変わらない!

寒い脱衣所から熱々のお風呂に浸かったとき、そして、出るとき、心臓がバクバクしたことありませんか?私はシャワーが多いので入るときはそこまで感じませんが、出るときは毎回「さーて出るぞ~!」と覚悟を決めてドアを開けています。それでも、出た瞬間はやっぱり心臓がバクバクいっています。このお話に共感してくれる方、ヒートショックの危険にさらされているかもしれません!

ヒートショックとは温度差によって起こる

お風呂場や冬場のトイレなど、急激な気温差が発生したときに、人間の体はよくできていて、自分の体温を維持しようと血圧が急上昇します。その血圧の上昇によって、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こしてしまうことをヒートショックといいます。ヒートショックの二次被害として、お風呂での溺死が年々増えていて…数にして1万7千人以上!!明日は我が身の世界です。

日本気象協会 tenki.jp(https://tenki.jp/heatshock/)が出している「ヒートショック予報」。本日(1月18日)の予報図はこちらになります。

沖縄を除いて、全国的に冷え込み警戒がでております!!九州であっても、瀬戸内であっても油断はなりません…。

もちろん兵庫県内を細かく見てみても…

どーーーーーーん!!全県警戒になっております。それも毎日。みなさん、毎日ヒートショックの危険にさらされていますよ…!!

対策。それは、家の中の温度差をなくすこと!

ヒートショックが起こる原因、それは急激な温度差によって引き起こされる血圧の上昇です。

つまり、急激な温度差をなくせばいいのです。

もう一歩突き詰めて考えると、壁の中を変えればいいのです。

トイレやお風呂場には換気扇がついていると思いますが、隙間だらけの家だと、外の冷たい空気が目に見えない壁の隙間やコンセントまわりがらビュンビュン入ってきます。仮にトイレや脱衣所まで温めようと思っても、温まるまでのエネルギーのロスは相当なもの…。

壁の中を高気密・高断熱にすることで、劇的に室内の温熱環境は良くなります。よく聞く「高気密・高断熱」にはこのようなメリットもあるのです!

…というわけで、ヒートショック対策として一番の方法は家の見直し…ではあるのですが、そんなすぐに変えられないという方は、まずは脱衣所にファンヒーターを置いてみたり、もこもこの靴下やスリッパを履いて廊下に出るなど、なるべく暖かさを保つように生活してみてください。

特にヒートショックを起こしやすいと言われているのがお年寄りの方です。ぜひ、これを読んで頂いた方はおじいちゃんおばあちゃんにも教えてあげてください。

家から見直してみる!という方は、壁の中など「見えないところ」についてじっくりとお話させて頂きます!

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伊藤 凪穂

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