アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2022.10.03
伊藤 凪穂
フランスの家づくり事情
みなさん昨日の晩はなにをされていましたか?私はというとテレビにかじりついて凱旋門賞の中継をみていました。フランスはパリのロンシャン競馬場で開催される世界の中でも名高い重賞レース。Youtubeのおススメ欄で見かけたのがきっかけですが、日本はまだこの重賞で1着を取ったことがないとのこと。この凱旋門賞に出走する陣営の熱い想いや騎手の意気込みをみているうちに応援したい気持ちが湧き上がってきました。
テレビ越しでも伝わる土砂降りの中駆ける馬たち・・・レース後の泥だらけの姿から健闘ぶりが伺えて目頭が熱くなります( ;∀;)日本勢としては残念な結果でしたが、レース後もみんな闘魂がメラメラしていましたので、来年も絶対みようと思いました!
――て、家まったく関係ない話題でスミマセン?せっかくなので、フランスの家づくり事情でも取り上げてみようかと思います!笑
フランスも日本同様、建築における性能の法整備が行われているようですが、なかなか海外の基準を知るのは難しい。。ごく一部かと思いますが、いくつか基準をあげてみます。
●2013年からはすべての新築住宅の床面積1㎡当たりエネルギー消費量を年平均50kWh未満とする省エネ基準の順守を義務付ける。
●年間で最も気温が高くなる5日間における室内温度の上限値(26℃)が定められている。
●UA値の義務値は0.36
比較しやすい数値がでてきました!UA値!平均外皮熱貫流率といって『室内外でどのくらい熱の移動があるか』を表した数値になります。熱の移動は食い止めたいので、数値は低い方が優秀!これは日本でも国が義務値を設けています。
日本の義務値は(正確には義務ではないけど)西日本など比較的温暖な地域(6地域)では0.87。北海道など寒い地域(1地域)は0.46と設定されています。
むむ…
日本少し出遅れてる感否めません。でも、しっかり未来を見据えて対策しています!
今年の10月から新しい基準が設けられ、6地域では0.6。1地域では0.4!国は補助金などを出しながらこのレベルを目指すようにはたらきかけています。
もちろん海外と日本では温熱環境やら湿度やら歴史やら何もかもが違いますので、このレベルを合わせることだけが正しいとはいえません。ただ、UA値が低くなると間違いなく少ないエネルギーでも冬暖かくて、夏涼しい家になることは、私自身今まで多くのおうちを体感して来て実感しました!
日本の住宅会社の中には、0.4でもまだまだだね!という会社さんもございます。
デメリットを挙げるとすると、、数値が良くなるほど使う断熱材が増えることになりますので、コストアップは避けられません。家づくりにおいてなにを重視するのか、ぜひ家づくり学校をご活用いただいて整理していただけたらと思います!
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