アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2021.10.30
今井 園美
建売住宅の何を確認すればいいのかわからない・・・
希望のエリアに予算の範囲内の建売住宅があったのだけれど、契約すべきか悩んでいる。。営業の人からは契約を急かされている。でも、、どんな点を確認すればいいのかがわからないし、何を基準にして選べばいいのかもわからない・・・そんなご相談はとても多いです。
建売住宅とは?
土地と建物がセットになって販売されている新築一戸建て住宅のことです。建売住宅の中には、すでに建物が完成している場合もあれば、建築前から販売を開始している場合もあります。
注文住宅と建売住宅の違いは?
⭐土地
注文住宅:土地を自分たちで探す必要がある
建売住宅:販売する不動産会社が建物とセットで準備してくれている
⭐価格
注文住宅:こだわりだすとキリがないが、予算内で調整も可能
建売住宅:規格が決まっているので手頃な価格
⭐資金計画
注文住宅:土地次第、建物次第で大きな違いが出るため予算が確定しにくい
建売住宅:販売価格が明確なため、予算は確定しやすい
⭐建物の仕様やイメージ
注文住宅:何もない状態からのスタートになるため、具体的なイメージが掴みにくい
建売住宅:完成物件の場合は実物を見てから購入できる
⭐間取りやデザイン
注文住宅:予算に応じて外観や間取り、設備などを選べて設計の自由度が高い
建売住宅:個性的なデザインが少なく、万人受けするようなものが多い
⭐プロセス
注文住宅:何度も何度も打ち合わせをするため、入居までに手間と時間がかかる
建売住宅:気に入った物件を見つけたら、すぐに契約、すぐに入居が可能
建売住宅が向いている人
実物を見て決めたい
負担をできるだけ減らしたい
すぐに住みたい
注文住宅が向いている人
自分らしさがほしい
間取りやデザインにこだわりたい
手間や時間をかけてもOK
家づくりの過程を楽しみたい
建売住宅購入で失敗しないためのチェックポイント
✅周辺の環境をチェック
●近隣の公共施設、ライフラインの状況
●自然災害の危険度を確認
●騒音や臭い
✅家の性能をチェック
●耐震性
●断熱性
●気密性
●防音性
●防火性
●耐久性
●防犯性
●換気
●維持管理
➤「建物仕様書」を確認
➤住宅性能評価書の有無
「設計住宅性能評価書」
「建設住宅性能評価書」
➤証明書の有無
「建築確認済証」
「検査済証」
「地盤調査の報告書」
✅アフターフォローの内容をチェック
●保証期間
●保証対象
✅購入価格に何が含まれているかチェック
●必要と思われるものがオプション扱いになっていないか
●別途工事が必要な設備はないか
⭐建売住宅、注文住宅いずれにしても度外視してはいけない家づくりの本質は3つ
●安全
災害に強く安全に暮らせる家
●安心
住んでる人が健康に暮らせる家
●快適
冬暖かく夏涼しい、動線が良い、音が気にならない暮らしができる家
「建売住宅か?注文住宅か?」メリット・デメリットを比較して検討しましょう!と、よく言われますが、
何より大切なことは、
マイホームに対して何を求めているのか?を明確にしておくことです。
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「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。
家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
子どもたちの教育資金に苦労した経験からファイナンシャルプランナーに興味を持ち、2010年に2級FP技能士、2013年に住宅ローンアドバイザーの資格を取得。暮らしのお金に関する相談業務を中心に活動してきました。得意分野は「住宅ローン」と「家計の見直し」です。2017年から家づくり学校にて、FP資格を生かした家づくりアドバイザーとしてお客様の家づくりをサポートしています。続きを読む
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