アドバイザーブログ
家づくり学校 松山校
2023.09.20
2019.10.24
家づくり学校 松山校
「耐震・制震・免震の違いってナンですか?」
と、お客様に聞かれたのは、1週間ほど前です。
東日本大震災以降、より地震に強い家が求められるようになりましたが、それぞれの工法について十分に理解している人は少ないのではないでしょうか?これから家を買う人にとっても建物の地震対策がどのような形で行われているかを知っておくのは良いことですよね。
耐震とは・・・
耐震構造とは、地震に耐える強度の構造のことです。現在のほとんどの住宅がこの耐震構造で成っています。壁や柱を強化したり、補強材を入れることで建物自体を堅くして振動に対抗しています。
制震とは・・・
免進とは違い従来の住宅と同じように地面の上に建物を建てます。しかし内壁と外壁の間に制震ダンパーと呼ばれる揺れを吸収する装置をを入れることで揺れを軽減。
1階部分の揺れは耐震構造とそう変わらないですが、2階建て以上の揺れは大きく軽減されます。3階建てには特に有効。
家具の店頭に対しては、店頭防止家具を用いることで、ほとんど免震住宅と同じ程度の被害まで抑えられます。(追加工事費は50~100万円)
免震とは・・・
免震構造とは建物と基礎の間に免震装置を設置し、地震の揺れを建物に伝えない、振動を「免」れる構造です。地盤の上に免震装置を設置し、その上に建物を建てることで、建物と地盤が一切接触しない状況をつくります。最強の性能を発揮する「免震構造」ですが、デメリットや制約も存在します。まずはコスト。採用するために数百万円かかります。圧倒的な性能を誇りながらもイマイチ普及していない理由はこの「コストの高さ」でしょう。加えて、工期も伸びます。メンテナンスも必要になるので、その分の維持費が後々必要になります。
「耐震・制震・免震」それぞれメリットやデメリットもありますね。工務店さんによっては実際の装置を見本として説明してくださるところもあります。
セミナーでもお伝えしていますが、これから家を建てる皆さんは当たり前に「耐震等級3の家にしてください!!!」と打ち合わせの際に伝えて、地震に強い家づくりをしてくださいね♪ 興味のある方は、やっぱりプロに聞くのが一番ですよ。そんな時には、ぜひ家づくり学校をご活用下さい。
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