アドバイザーブログ
2025.05.12
門田 章
【住宅見学記】築20年!素材感抜群の北欧風住宅!!
家づくり学校のアドバイザーとして、学校を利用される皆様には常に生きた情報をお届けしたいと思っております。そのため我々は常日頃、住宅会社さんが手掛けるお家づくりを体感させて頂いております。
5月某日。我々アドバイザーが訪問したのは淡路島にある「ライアデザインショップ」さんの事務所です。こちらは同社代表である瀧川社長の「自宅兼・事務所兼・モデルハウス」であると同時に、同社の“実験場”として様々な工夫が凝らされておりました!!
※画像は事務所の応接間。素材感が抜群の室内には、思わず心が躍るような仕掛けがたくさんありましたよ!
20年経っても褪せない魅力!素材感抜群の北欧風住宅!!
壁の漆喰はドイツ製で、床は南部栗の無垢材を使用。調度品もおしゃれなものばかりで、元々はインテリアデザイナー志望だった社長のセンスが光っております!
建てられた当時では珍しいサッシやドアはスウェーデン製かつ木製。ガラスはもちろん単板ではありません!
※「トップターンの回転窓」を実演して頂いている様子。余談ですが窓を開けた途端、農作物など「外の匂い」が一斉に入ってきました。「気密性が取れている住宅ならではの現象」ですね…!!
外観。ファサードからは「森の中にある北欧住宅」といった風情が感じられます。こちら、入り口の左手に見えているのは煙突でございまして…
ドアを開けて直ぐに「暖炉」があります。薪をくべたりする時も含めて、玄関脇にあると利便性が高いとのこと。「火を入れて、玄関框に座ると丁度いい塩梅なんですよ!」と瀧川社長。
同社の社名である「ライア」は「ランドスケープ・インテリア・アーキテクト」の頭文字で、「お庭からインテリア、建築まで何でも手がけますよ!」という意味だそうです。また社名の結びが「ショップ」なのは「住宅を提供する立場として、“売り物(住宅)”に責任を持つ」という意味合いに由来されているのだとか。
※住宅設計時、図面作成ツールでは細部まで造り込まれるとのこと。「見た目のイメージはもちろん、サイズ感や使用感も掴みやすくなります。あとは施工の納まりも決めておけるので、施工トラブルも起こりにくいんですよね」。
サッシは「気密性に優れた北欧製」、梁は「耐久性に優れた日本製」など世界中のあらゆる地域から取り寄せた良い素材・なじむ素材を使いつつも、その土地にふさわしい家づくりを行っている同社のこだわりの一端を垣間見たひと時となりました。
※建物の南側に広がるお庭。手入れもしっかり行き届いてました!
建てられて20年程ということで経年が感じられる部分はチラホラありましたが、「古臭さ」というものは一切ありませんでした。「住人と一緒に年月を重ねる」ことができるお家というのは、こういうお家のことを言うんだろうなぁ…ということを実感させられた見学訪問でございました。
※同社敷地の入口。ひときわ目を引く「石柱」は淡路島の石を加工して作られたものだそうです。
瀧川社長、貴重なお時間、ありがとうございました!!
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