アドバイザーブログ
家づくり学校 高松校
2017.07.27
2017.06.18
エアコン一台で真夏でも快適に暮らせる家づくり方法とは
光や風といった自然の力(パッシブ)を活用し、快適をつくりだすことは、高気密・高断熱とともに省エネ住宅には不可欠になります。健康にも財布にもやさしい家づくり方法についてお伝えします。
こんにちは。
家づくりアドバイザーの村尾でございます。今日は「父の日」。日頃の感謝をこめて、私たち兄弟から紬風厚底滑り止雪駄をプレゼントしました。
愛犬のターボ(トイプードル)もこれで一緒に散歩ができると大喜び!これからも健康で元気に長生きしてください!
快適が、逃げていく家
快適ってなんでしょう?
寒い冬、家に帰ればしっとり暖かい。暑い夏、家に帰ればカラっと涼しい。そんな快適のために、日本の家では冷暖房が一年中、活躍しています。ですが実は、せっかく暖めた冬の室内の熱はすぐに外に漏れていき、せっかく冷やした夏の室内には外の熱気が攻めてくる。そんな構造になっている家が多いのが事実です。それはまるで、お風呂に温かいお湯をせっせと溜めながら、栓を開けっ放しにするようなもの。つまり、日本の家はとっても「燃費が悪い」といえます。
事故より怖い、冬の家
日本よりずっと寒い欧米では、長い歴史の中で寒さに負けない住まいの対策が着実にとられてきました。ですが日本はどうでしょうか?「寒ければ着込もう!」「そもそも寒くなんてない!」とガマンを美とする文化のもと、住まいの寒さ対策はないがしろにされてきてしまったのです。「冬は寒い。だからガマン。」日本では年間1万7000人もの人がヒートショック、つまり冬場のお風呂場やトイレで亡くなっています。交通事故で亡くなる人より、ずっとずっと多いのです。
快適な家にするには
床も壁も天井も高気密・高断熱。魔法瓶みたいな家は、冬は暖気を、夏は冷気を逃がしません。
例えば。
高性能な複層窓
南向きの大きな窓は、冬は太陽光を取り込む優秀な暖房がわり。
北側の高い窓は、夏の熱気を逃がす道。
計算されつくした庇(ひさし)。
冬の低い太陽は庇をくぐり抜けて、家を暖めます。
熱交換換気システム
空気はいつも綺麗なのに、熱だけリサイクル。
これで吸気口から冷気が入ってくることもありません。
エアコン一台で快適に暮らせる家
「本当にそんな家があるの!?」と言う方もおられるでしょう。これはやはり、体感してみないと分からないかもしれませんね。そういった住宅に興味のある方はぜひ、家づくり学校にお越しください。無理のない住宅計画を考え、建物見学しながらしっかりと知識を身につけていきましょう。
そんなパッシブ設計を施した高性能住宅を見学できるツアーを7/23(日)に開催予定です。
毎週開催しておりますセミナー&見学ツアーはコチラからご確認ください。ぜひ、お気軽にご相談くださいませ。
家づくり学校
とは?
「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。
家づくり学校について詳しく見る家づくり学校 高松校
全国15校展開!