アドバイザーブログ
家づくり学校 高松校
2017.08.09
2017.05.27
これからの家づくりに考えるべき断熱性と気密性とは
住宅の断熱性や気密性ってよく聞くものの、いまいちよく分からない…。どこの住宅会社にいっても当たり前のように出てくるキーワードですが、会社によって断熱・気密への取り組み内容は全く違います。まずはご家族の中でどこまでの断熱・気密性を求めていくのかをまとめていく必要があります。
こんにちは。家づくりアドバイザーの村尾です。先日、娘のお食い初め祝いを遊食房屋で行ってきました。
(お食い初め御膳)
鯛も立派なものを用意していただきました!またお店の方からサプライズプレゼントもいただき、食べ物に困らない子になってね☆と願掛けしながら、祖母から順番に食べさせるフリをして、とても楽しい会となりました。
さて本日は、これからの家づくりに考えるべき「断熱性」と「気密性」について、レポートをお届けします。皆さん夏場の熱中症や冬場の心筋梗塞・脳梗塞といった症状が、家の温度差による事故であるということはご存知でしょうか?最近では住宅の温度差を無くすために、様々な工夫が為された家づくりが行なわれています。LDKだけでなく、寒くなりがちな浴室やトイレにも注意しながら計画していくことが求められています。特に冬場は温暖な気候であっても、暖房を使用する割合が高い地域では熱を逃がさない断熱性と気密性が重要になってきます。
(ヒートショックの死亡数は香川県が全国でワースト1位…)
これらの断熱性と気密性を数値で知ることのできる指標があります。
■C値(隙間相当面積)
家の中で隙間がどの程度あるかを表す指標。家全体の隙間面積÷延床面積で、数字が小さいほど気密性が高いということになります。
(気密測定器で測定します)
■UA値(外皮平均熱貫流率)
断熱性能を表す数値。家の内外の温度差を1度としたとき、建物の内部から外部へ逃げる熱量の合計を外皮(外壁・床・天井・屋根・窓等)の面積で割ったもの。数字が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高いということになります。
但し、数字だけで性能の良さが決まるわけではありません。その数字の根拠が最も重要になります。
家づくり学校では家づくりの性能はもちろん、予算の考え方や住宅会社(ハウスメーカー、ビルダー、工務店)の違いや特徴、土地探しのポイントなど、家づくり全般についてご相談いただけます。まずは知識を身に付けてから、家づくりを進めませんか?
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