アドバイザーブログ
家づくり学校 高松校
2017.08.10
2017.05.03
住宅のZEH達成に必要な3つのポイントとは?
ZEHとは住宅の断熱性・省エネ性を上げ、そして太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支を「正味ゼロ」にする住宅の事をいいます。今回はそのZEHについてご紹介します。
こんにちは。家づくりアドバイザーの村尾です。今回は住宅のエネルギーのついてご紹介しますが、ちなみに私のエネルギー源はこれ!
やはり、エネルギーを蓄えるにはお肉でしょ♪完全な肉食ですが、野菜はというと毎朝、青汁を飲んでいるので大丈夫です(笑)!明日は焼肉の予定です☆
ZEH(ゼッチ)とはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略です。地球温暖化ガスの排出量削減が世界的な課題となっており、国内においても住宅の省エネルギー化は最重要課題のひとつとして位置付けられています。そこで、これまでの省エネに加え「創エネルギー」を導入し、自宅で消費するエネルギー量より自宅で創るエネルギー量が多い=ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の暮らしに注目が集まっています。政府は2020年までにZEHをスタンダードな新築住宅とすることを推進しています。
ZEHを取り巻く現状
日本の家庭部門における最終エネルギー消費量は石油危機以降約2倍に増加し、全体の15%程を占めています。また、東日本大震災後の電力需給の逼迫やエネルギー価格の不安定化などを受け、家庭部門における省エネルギーの重要性が再認識されています。加えて、2015年7月に策定された長期エネルギー需給見通し(エネルギーミックス)では、省エネルギーについて、石油危機後並の効率改善(35%程度)を実現することを目標としており、そのためには、住宅そのものの省エネが不可欠となっています。
ZEHの家を建てる3つのポイント
■断熱
壁の断熱や断熱性能の高い窓を導入して断熱性能を向上して、エネルギーロスを最小限とする住宅を建てる必要があります。夏は涼しく、冬は暖かい家づくりをするという事です。
■省エネ
家で使用する電力量を減らすために、省エネ性の高い機器や照明等を取り付けます。エアコンや給湯器などのエネルギーたくさん消費する住宅設備の省エネ性能を高めることが大切になってきます。
■創エネ
家で消費するエネルギーを創るためにエネファームや太陽光発電などの創エネ設備を設置し、エネルギーを生み出します。太陽光発電は昼間は蓄電、夜間は蓄電された電力でまかなうイメージです。
ZEHロードマップ
ZEH の実現・普及は、日本のエネルギー需給の抜本的改善の切り札となる等、極めて社会的便益が高いものであり、エネルギー基本計画(2014 年4 月閣議決定)において、「住宅については、2020 年までに標準的な新築住宅で、2030 年までに新築住宅の平均でZEH の実現を目指す」とする政策目標が設定されています。
上記のZEHですが、今は考え方が二極化しているようです。それは「設備中心のメカZEH」と「パッシブ設計中心のパッシブZEH」の二つです。どう考え方が違うのか?気になる!知りたい!という方はぜひ、一度家づくり学校にお越しくださいませ。これからの家づくりの役立つ情報をお伝えします。
家づくり学校
とは?
「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。
家づくり学校について詳しく見る家づくり学校 高松校
全国15校展開!