アドバイザーブログ
家づくり学校 湘南校
2020.03.17
家づくりでよく聞く「耐震等級」って何?段階別の性能を知ろう
お家を建てたり、建売住宅を購入する際によく聞く「耐震等級」。地震大国日本で家づくりする上でこの耐震等級についての基礎知識を身に付けておくことは必須かと思います。地震の被害に見舞われることが多い昨今、しっかりと理解してから家づくりを始めましょう!
耐震等級とは
耐震等級とは、住宅の性能表示制度を定める「品確法」に沿って制定された地震に対する建物の強度を示す指標になります。耐震等級は「耐震等級1」「耐震等級2」「耐震等級3」の3段階があり、耐震等級3が建物の耐震性能が高いランクになります。地震に強いお家を実現したい場合はこの耐震等級が一つの目安になります。では次の耐震等級の3つの区分はどのような基準で設けられたものなのかを見ていきましょう!
耐震等級1
耐震等級1は建築基準法で定められた最低限の耐震性能を満たしていることを示すもので、数百年に一度起きる大地震に対して倒壊・崩壊せず、数十年に一度発生する地震に対しては損傷がない強度を持つように設計されたお家になります。数百年に一度発生する地震というのは、阪神淡路大震災や熊本大地震級の地震と想定してもらえればと思います。
耐震等級2
耐震等級2は上記の耐震等級1の1.25倍の耐震強度があることを示します。長期優良住宅の認定をとるにはこの耐震等級2以上のお家を建てなければなりません。
耐震等級3
耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の耐震強度があるお家になります。耐震性能の中でも一番高いランクであり、災害時の拠点となる消防署や警察署、学校などの多くの公共施設はこの耐震等級3の強度で建設されております。
地震は起きてからでは遅い
現状の既存住宅のほとんどが木造住宅、そして耐震等級1のお家だと言われています。つい先日も地震がありましたが、震度6以上の地震がいつ発生するのか分からないので、事前に対策を打っておくことが大切になります。そしてここ神奈川県は南海トラフ大地震や首都直下型地震が発生したさいには大きな被害が出ると予測されております。家族の命を守り、被害を抑えるためにも耐震等級の事はしっかりと考えていただきたいと思います。
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