アドバイザーブログ
家づくり学校 湘南校
2019.11.13
岡 紀江
【寒くない家の秘訣!】熱の移動を止めて、快適な家づくり
気温が少しずつ下がってきました。明日には木枯らし1号が観測されるかも?なんてニュースも出ていましたね。冬に向けて寒さに備えたい今日この頃、先日からブログも寒さをテーマにしたものが増えていますが、今日のテーマは「熱移動」について。
熱は移動するもの!
冬場の窓際。窓が開いているわけでもないのにどこからともなくヒンヤリと寒い空気が・・・。エアコンをつけているのに、足元がスースーして寒い・・・。そんな経験、ありませんか?
実は熱は移動するもの。たとえば、温度が高いところから低いところに移動したり、暖かい空気は上にあがっていったり。そんな熱の性質によって、外気によってつめたーく冷やされた窓の近くでは自分の体温が窓に吸い取られてしまったり、エアコンでせっかく温めた空気はどんどん天井の方に浮かんでしまったり・・・ということが起きるんです。
さらに、上にのぼっていった暖かい空気は、そのまま天井から抜けてしまう、なんてことも!!!!そうなると、いつまで経ってもエアコンがあまり効かず、なんだか寒ーいお家になってしまいますよね。
寒くならない家をつくろう!
寒くならないお家をつくるためには、熱が外に出ていかないようにすること。熱を逃がさないために使われているのが「断熱材」なんです。断熱材を使うと、空気の層ができて熱が伝わりにくくなります。綿のような見た目の”繊維系”の断熱材も、埋め込み式の”パネル”のような断熱材も、壁にスプレーするとムクムクと膨らんで固まる”発泡ウレタン”系の断熱材も、すべて空気の層を持っています。どんな断熱材を使う場合も、その空気の層をいかにしっかり作れるかが寒くならないお家の秘訣。だから、ぎゅうぎゅうに押し込んだり、ムラや隙間があったりしてはダメ!均等に空気の層を取ることが肝心です。
そうすれば家の中から逃げていく熱の移動を大幅になくすことができ、体感的に「心地良い」と感じられる状態が実現できます♪
実際に体感しないとわかりません!
寒くならないお家のためには断熱材をきちんと入れること!しかも、ムラなく、隙間なく、綺麗に施工してもらえているかどうかで、お家の寒さ、暖かさは格段に違ってしまいます。
とは言っても、壁の中のことはなかなかチェックができませんよね。そのために肝心なのが体感!!!実際にその住宅会社が建てているお家に見学に行って、熱が移動しない快適な空間がきちんと作れているのかをチェックしましょう♪
家づくり学校では、失敗しない家づくりのためのあらゆる知識から、見学・体感に行くときのチェックポイントまでしっかりレクチャーさせていただきます。
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