アドバイザーブログ
家づくり学校 湘南校
2019.03.22
2019.02.26
岡 紀江
【建て替え】解体業者選びの注意点
今年春からご自宅の建て替えを控えていらっしゃるお客様。お家の間取りや設備はほぼ決まってきて、いよいよお引越しや解体など具体的なスケジュールが見えてきました!
そこでお客様からご質問。「解体業者って、住宅会社指定のところじゃなくても良いんですか??」はい!お答えしましょうー♪
解体事業は専門業者に依頼することがほとんど
住宅会社の見積もりに入っていても、自社で専門部隊がある!というところ以外は、解体作業そのものは専門の解体業者さんに依頼して入ってもらいます。だから、ご自身で別業者を依頼することも不可能ではありません!
ただし・・・取り壊し作業とは言え、今後もずっと暮らしていく「お家」に関わることなので、ただ安ければそれでOK!というわけにはいきませんよね。
だから本日は、ご自身で解体業者を選ぶ際、気をつけていただくべき注意事項をご紹介☆
お家を解体するための届出と法律
お家1棟を取り壊すとなると、想像以上に莫大な量のゴミが出ます。ということは、あらかじめ、その廃棄物の処理や処分の手続きを行う必要が…!!
延べ床面積80㎡以上の建築物を取り壊す場合、「建設リサイクル法」で、”事前に届出を行ったうえで、解体により出た廃棄物を有効にリサイクルするように!”と決められています。つまり、事前の届出を怠ったり、リサイクルにまわさず廃棄物を不法投棄してしまうようなことがあると、解体業者だけでなく、それを依頼した人も処罰の対象になってしまうんです。
知らないうちに不法投棄の当事者になっていた・・・!ということのないように、ちゃんとした会社を選んでくださいね!
建物の滅失登記もお忘れなく!
解体工事を行ったあとは、建物がなくなった旨を届出なければいけません。そうでないと、そこに次の建物を建てることができないので忘れないよう注意!特に、古屋付の土地を購入して、解体→新築を計画されている方の場合、売主さんがきちんと対応してくれているかどうか、よくよく確認が必要です!!
このあたりも、しっかりフォローしてくれる業者さんなら安心。
一番大事なのが、ご近所への配慮!!
解体作業時、必ず大きな音や塵が出ます。よほど広大な敷地をお持ちでない限り、ご近所へ迷惑が全くかからないということはありえません。事前にきちんと挨拶・説明・対応をしてくれる企業かそうでないかで、ご近所の皆さまの心象がまったく異なります。
今後ずーーーっと暮らしていくからこそ、後々のご近所トラブルの種やしこりにならないように、きちんと対応してもらえる企業を選びましょう!
家づくり学校では、情報誌ではお伝えしきれない住宅業界の実情から、無理のない予算の考え方に正しい住宅会社の選び方、営業マンに惑わされないための術・・・などなど、家づくりで失敗しないためのコツをたっぷり伝授しています。いろんな選択肢をまず知って、ご自身で賢い選択ができる知識をきちんと身につけましょう!!
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