アドバイザーブログ
家づくり学校 湘南校
2018.10.21
岡 紀江
【建て替え】どんなお金が必要??
ご自宅を建て替える際、何にどのくらいお金が必要で、どんなことを考えておくべきか、ご存知ですか?
ここ最近、ご自宅の建て替えをご検討という方からのご相談をとても多くいただきます。これまで住んでいたお家を解体して、1から新築される場合、どんな費用が必要になるのかがわかれば、お家の予算もしっかり見えてきますね!
解体に必要な費用
お家を建て替える場合、まず必要になるのが解体工事費。重機をつかって住宅を取り壊すだけではなく、その他にも必要な工事や準備物はたくさん。
【養生】
住宅街などで解体工事を行う場合、近隣の住宅に解体時の粉塵が飛び散らないように、また騒音などをなるべく抑えるために、養生シートや防音シートを張るのは大切なマナーです。
【撤去・処分】
解体工事で出た色々な不要物を撤去・処分するための費用。お家1軒分ともなるとかなりの量。さらに、駐車スペースの土間コンクリートなども処分の対象になります。井戸がある場合は、その撤去や埋める費用も必要。
【樹木伐採・抜根】
お庭の木を伐採したり、植え替えたりするのにも費用が。思い出の木を残したい!という場合、解体作業中は一度抜いておき、後から植えなおすことも可能です。
仮住まいへのお引越し
それまで住んでいたお家は一旦解体してしまうので、解体工事~新築工事中はご自宅に住むことができません。工事期間中の約半年間、どこか別に住む場所が必要です。ご実家や親戚の方のお家が近い場合は、そちらに一時的に住ませてもらうという方もいらっしゃいますが、だいたいの場合は短期間だけ賃貸物件を契約されることになると思います。家賃のほか、敷金・礼金なども発生するので要注意。
家財道具が多い場合は、仮住まい場所に全てを持っていく必要はありません。ご自宅の近くにトランクルーム等がある場合は、そちらを利用するのも◎
建築費用
一度、解体更地にしてしまうと、あとは新築と同様。間取りや性能、使う素材などのご要望に合わせて、金額はだいぶ変わってきますね。
ここで注意していただきたいのが、「建築費用」や「デザイン」のみを意識するのではなく、「住み心地」や「光熱費」、「メンテナンス費用」などをしっかり見比べること。安くてオシャレにしたい!という方が非常に多いですが、そこだけを考えていたのでは、後の不満につながってしまうかも。。。
広い視野で正しく選択していくためにも、目に見えない部分に目を向けていただけるよう、家づくり学校では壁の中のことに力を入れてご案内しています!!
新築の方も、建て替えの方も、リフォームの方も、家づくり学校で大切なことを知って、後悔しないお家づくりを進めていきましょう!お気軽にご相談くださいね!
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