アドバイザーブログ
家づくり学校 松山校
2017.11.06
2017.11.03
【子育てしやすい間取り】3つのポイントとは?
子育てしている方の多くが「子供がのびのびと過ごせて、毎日の子育てストレスのない家にしたい」と考えておられるのでは?そこで、子育てに役立つ間取りづくりのポイントを紹介します。
子どもの部屋はどんなふうに作ればいいの?
⇒成長に合わせて変えられる部屋にしておく
子どもが個室を必要とする年齢は、中学生ぐらいから独立するまでの数年間。仮に2人の子どものために10畳のスペースが用意できるとしたら、子どもがまだ小さい場合は最初から2人分の5畳ずつの個室を設けるのではなく、10畳のままプレイルームとして確保しておくのが合理的です。子どもは広いスペースで走り回れたほうが良いし、子供が小さいうちは家族で一緒に寝る場所にもできます。成長に伴い、子どもが個室を必要とするようになったら間仕切りをして2部屋に。大切なのは部屋を仕切るときのために入口扉や窓、収納、配線やコンセントなどを2部屋分用意しておくことです。間仕切りの仕方ですが、壁を取り付ける他にも、年齢の近い兄弟なら大き目の収納家具を配置するという方法もあります。これなら子どもが独立した後もコストをかけずに1部屋に戻せますよね。子ども部屋は将来の活用方法(客間や夫婦の個室として使うなど)も考えて計画してみましょう。
▲将来仕切るときのために、入口扉や窓を2部屋分確保した子ども部屋
家事をしながら子どもの様子を見守れるようにするには?
⇒リビングに子どもの居場所を作る
子どもが小さいうちは、家事の間も子どもから目が話せない事が多いのでは?だからキッチンにいても見える場所に畳コーナーや和室を設けて子供の遊び場に。和室は子どもの昼寝やおむつ交換にも最適です。洗濯物をたたんだりアイロンがけをしたりする家事スペースとしても多目的に使えます。
また、リビングに面してウッドデッキや中庭を作れば、子どもの格好の遊び場に!リビングからも目が届くので安心です。
他にも、リビングに宿題や読書ができるカウンターを設ければ、そこが子どもの居場所になります。いつも様子が見守れて安心なだけでなく、自然と勉強する習慣が身に付く事も期待できます。子どもたちが大きくなったら、書斎や家事スペースとして活用すれば無駄もありませんね。
家族がいつでもつながれる家にするには?
⇒回遊導線やリビング中心の間取りで自然と家族が顔を合わせる工夫を
2階建てでは別の階にいる家族の気配りを感じにくいもの。吹き抜けを設けたり、リビングを間取りの中心に置いて各部屋へ行くのに必ずリビングを通るようにしたり、回遊導線にしたりする事でコミュニケーションがとりやすくなります。特に子どもは思春期になると、どうしても家族との交流が減るので、顔を合わせる機会が多くなるような間取りにする事が大切です。階段スペースに家族の好きな本を並べた書斎を設けたり、皆で使えるパソコンスペースをリビングに作るなどすれば、自然と家族が集まる場所になりますね。
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