アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2021.03.28
今井 園美
家づくりは「ワンチーム」で!
2020年の夏まで、私は高松校でアドバイザーをしていました。その高松校時代に「施主様」と「お客様」の違いについて、こんなブログを書いたことがあります。
[nlink url=”https://school.stephouse.jp/article/p17511/”]
「お客さま」とは?
ハウスメーカーや建築会社、工務店が企画設計した商品住宅を買う人です。
「施主」とは?
自身が欲しい家を自身が決めた予算内で企画設計し注文住宅で建てる人です。
つまり、注文住宅を建てる方は、皆さん「施主」さんになるのです。
あなたが施主となった家づくりには、たくさんの人たちがチームを作って働いてもらっています。その家づくりチームをワンチームにするためには魅力的な「共通目的」と「コミュニケーション」が重要なファクターとなります。
共通目的が魅力的であれば、自発的な「協働意欲」が生まれます。ですから、施主さん(=リーダー)は、目的(どんな暮らしがしたいのか)と目標(どんな家にしたいのか)を明確にしていき、それをチームのメンバーに共有する必要があるのです。いくら共通目的が魅力的であっても、それを誰も知らないのでは「協働意欲」は生まれません。
「共通目的」の共有には、「コミュニケーション」が必要となります。
コミュニケーションは「伝える力」と「受け取る力」で構成されます。
■伝える力とは?
「書く」「話す」などの手段を用いて、自分の伝えたいことを相手に「正確に」「効果的に」伝える力のことです。単に用件を相手に伝えればいいというわけではなく、伝えたい内容を適切に、しっかりと相手に伝えることが重要になってきます。
■受け取る力とは?
「読む」「聞(聴)く」などの手段を用いて、相手が伝えたいことや相手の意図を理解する力のことです。相手が発した情報・意見・提案などを、ただ単に受け取るだけでなく、自発的に質問をして、正確でより詳細な情報を受け取りにいく姿勢が重要になってきます。
このように、コミュニケーションは「双方向のもの」なのです。
相手に対しても自分に対しても真摯な態度で、正直であろうとする心構えが必要になってきます。話が分かりにくい時は、分かりにくいことを相手にしっかりと伝えることが大切になります。分からないからといって、そのままにしたりしないで真意を確認するようにしていただきたいと思います。
また、コミュニケーションにおいては「ノンバーバル(=非言語)コミュニケーション」も重要です。ノンバーバル(=非言語)とは、目の動きや表情、声のトーン、身振り手振りなどをいいます。相手が話しやすい雰囲気を作るためには、このノンバーバル(=非言語)でのコミュニケーションが重要となります。相手にしっかりと聴いていることを伝えるために、相手の方へ体や視線を向け、うなづいたりあいづちを打ったり、表情で反応をしたりなどしましょう。
コミュニケーションが活性化されると、協力し合おうと協働意欲も生まれてきます。
ただ、わかっていても、これがなかなか難しいときもありますよね。私も、普段の生活や仕事の中で難しいと感じたことはあります。それでも、対話の機会だけは持つようにしたいと思います。こうして、改めて、コミュニケーションの大切さを自分に言い聞かせています。
私たちもコミュニケーションを大切にして「ワンチーム」で皆様の家づくりをサポートさせていただきます。
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家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
子どもたちの教育資金に苦労した経験からファイナンシャルプランナーに興味を持ち、2010年に2級FP技能士、2013年に住宅ローンアドバイザーの資格を取得。暮らしのお金に関する相談業務を中心に活動してきました。得意分野は「住宅ローン」と「家計の見直し」です。2017年から家づくり学校にて、FP資格を生かした家づくりアドバイザーとしてお客様の家づくりをサポートしています。続きを読む
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