1年越しのリベンジ!正倉院展に行ってきました。

昨日、とてもいいお天気の中、2021年正倉院展の最終日に行ってまいりました!

「正倉院展」は、約9,000点の宝物の中から毎年数十点のみが選ばれて展示されます。なんと、一度出陳された宝物は最低10年は出陳されることはないそうです。ですから毎年毎年、全く違う出陳ラインナップとなっていますので、見逃すと・・・次は、いつ?絶対見逃せない! そんな貴重な展覧会です。

万葉集大好き!奈良大好き!の私としましては、昨年、神戸校に異動してきて、奈良がすぐに行ける場所になって大喜び♪昨年は正倉院展のチケットを購入して心待ちにしていました。。が、昨年10月、突然の手術・入院となり行くことがかないませんでした。。。😢

そんな昨年の無念を晴らすべく、今年は行ってまいりましたよ!!

奈良時代、官庁や大寺には、重要物品を納める「正倉」が設けられていました。この正倉が幾棟も集まっている一廓が「正倉院」と呼ばれたのだそうです。要は役所の倉庫だったんですね。

正倉は、北倉・中倉・南倉に分かれていて、中倉は板で壁を作り、北倉と南倉は三角の木を組んだ「校倉造(あぜくらづくり)」になっています。

「校倉造」と言えば、学校で、

湿気が多い時期には、木が膨張して隙間がなくなるため、外気からの湿気を遮断でき、湿気の少ない時期には、木が縮むため隙間ができて、風が通ることで室内の湿度を一定に保つことができる。そのため、宝物を良好な状態で保存することができた。

って、習いませんでしたか?

でも、実際には、重い屋根の荷重がかかる校木が伸縮する余地はないそうで、調査でも、そのような現象は認められなかったそうなんです。。

そうはいっても、正倉院の宝物は、奈良時代の756年(←今から1,265年前!)に光明皇后によって聖武天皇の冥福を祈るために献納されたものの数々。そんなはるか昔の宝物が今でも良好な状態で保存されているなんて!まさに奇跡!

理由として言われているのが、

⭐檜造りで高床形式という建築構造

調湿能力の高い木質の空間内では、一日の中で変化する湿度の幅が外気の1/5になることが分かっているそうです。

⭐檜が発するヒノキチオールによる防虫効果

唐櫃(からびつ)という木製の収納箱

これにより、湿度の変化が外気変化量の1/50にまで減少するという効果が認められているそうです。

勅封(ちょくふう)という厳重な管理体制

今でも資料保存の基本とされていることが、すでに奈良時代から行われていたなんて本当に驚きです!

日本では、木を遥か昔から建物の材料として使ってきました。日本人は、長年木を利用し続ける中で、知恵と工夫によって、木で快適な建物を建てるための技術を見いだしていっていたんですね。木造住宅って、本当に奥が深い!!

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