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【住宅性能】地震から家族を守る!耐震等級について知ろう

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アドバイザー日誌

【住宅性能】地震から家族を守る!耐震等級について知ろう

先日の東京埼玉地震、そして最近でも北海道で地震がありましたね。震度1以上の地震は1年間に1000回~2000回程度あるそうです。前回のブログでも防災対策について記載させていただきましたが、お家を建てるときは大きな地震が発生することを前提に考えていた方が良いと思います。

今回はその地震から家族を守るために必要なお家の「耐震等級」についてお話いたします。

▲前回のブログはこちら

耐震等級1、2、3の違い

日本の家づくりは、基礎、柱、梁、筋交いで作られている木造住宅がほとんどです。これで耐震等級1相当といわれています。耐震等級とは住宅の強度をあらわす指標で、この耐震等級1は建築基準法の最低基準になります。つまり、耐震等級1に満たない家は新築出来ないということになります。

耐震等級は3段階あります↓↓

◆耐震等級1
数百年に一度起きる震度6以上の大きな地震が来たときに1回は耐えられるだろうと言われている強さで、2回目の大きな地震が来たときに倒壊してしまう可能性が高い、というもの。

◆耐震等級2
等級1の1.25倍の強さ。

◆耐震等級3
最高等級で、等級1の1.5倍の強さ。消防署や警察署など避難所になっている建物と同じ強さになります。

今後、南海トラフ大地震などの大きな地震が発生するリスクを考えるのであれば、耐震等級3を取っていた方が安心かと思います。

耐震等級3をおすすめする理由

5年前の熊本大地震では、耐震等級1のお家はほとんどが倒壊してしまったと聞きます。これは震度6強の地震が2.3回発生したため、お家が耐えきれなかったのが原因です。1回の地震は耐えられるかもしれませんが、地震は短い期間で数回起きる可能性もあります。実際、耐震等級3で建てたお家は熊本大地震でも倒壊したお家はなかったそうです。

先ほどを記載しましたが、神奈川県は南海トラフ地震や首都直下型地震の被害が予想されている地域です。この地震も震度6強もしくは震度7になる可能性があるといわれています。お家を建てたあとに倒壊してしまわないように、これから家づくりをされる方には耐震等級3をクリアした家づくりで地震に備えていただきたいと考えております。

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