アドバイザーブログ
家づくり学校 湘南校
2021.02.14
【地震対策】耐震性の高いお家づくりを考える
昨日の福島沖地震、神奈川でも結構揺れました。地震発生から1週間、特に2~3日間程度は再度強い揺れのおそれがあるそうですので、皆さま注意してくださいね!!
日本は地震大国といわれており、地震や津波、豪雨などの自然災害はいつ起きるか予測できません。国は大きな災害が起きる度に家づくりの基準を上げてきておりますが、後手後手になっているようにも感じます。
これから家づくりをお考えの方は国が定められている最低基準をクリアするだけでなく、さらにその上の基準をクリアした家づくりをしていただきたいと思っております。どれほど大きな災害が今後起こるかは分かりませんが、今から備えておくに越したことはないと思います!
耐震等級1、2、3の違い
日本の家づくりは、基礎、柱、梁、筋交いで作られている木造住宅がほとんどです。これで耐震等級1相当といわれています。耐震等級とは住宅の強度をあらわす指標で、この耐震等級1は建築基準法の最低基準になります。つまり、耐震等級1に満たない家は新築出来ないということになります。
耐震等級は3段階あります↓↓
◆耐震等級1
震度6以上の大きな地震が来たときに1回は耐えられるだろうと言われている強さで、2回目の大きな地震が来たときに倒壊してしまう可能性が高い、というもの。
◆耐震等級2
等級1の1.25倍の強さ。
◆耐震等級3
最高等級で、等級1の1.5倍の強さ。消防署や警察署などと同じ強さと言われています。
出来れば、皆さまには耐震等級3を実現していただきたいと思います。
耐震等級3をおすすめする理由
5年前の熊本大地震では、耐震等級1のお家はほとんどが倒壊してしまったと聞きます。これは震度6強の地震が2.3回発生したため、お家が耐えきれなかったのが原因です。1回の地震は耐えられるかもしれませんが、地震は短い期間で数回起きる可能性もあります。実際、耐震等級3で建てたお家は熊本大地震でも倒壊したお家はなかったそうです。
神奈川県は、南海トラフ地震や首都直下型地震の被害が予想されている地域です。この地震も震度6強もしくは震度7になる可能性があるといわれています。お家を建てたあとに倒壊してしまわないように、これから家づくりをされる方には耐震等級3をクリアした家づくりで地震に備えていただきたいと考えております。
家づくりのこと、ご相談ください
上記の耐震のことはもちろん、住み心地などの快適性や後々にかかるライフサイクルコストを抑えたお家のことなど、家づくりを進めるのに本当に大切なことをお伝えしております。失敗・後悔しない家づくりをするには、まずはご自身の知識を身に付けることが大切です。
家づくり学校湘南校でのご相談は、アドバイザーとお客様のマスク着用の上ご対応させて頂いております。手指用のアルコール消毒液の設置や、店内の換気も徹底しております。組数を限定してご対応させて頂いておりますので、空き状況などはお気軽にお問い合わせください!
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