アドバイザーブログ
家づくり学校 湘南校
2023.07.26
2019.07.10
岡 紀江
【本日のお客様】洗濯物が苦痛です･･･快適室内干しを検討したい！
梅雨の晴れ間の本日、ご相談にお越しくださったお客様。
「子ども達と同居しているんですが、夫婦共働きで、夜に帰ってくるのが遅いから私が洗濯物を取り込んでいます。でももう年だから、高い物干しから洗濯物を取り込むのが大変で・・・」とのこと。
詳しくお伺いしてみると、お天気の日は１階の軒下でお洗濯物を干していて、雨の日は寝室のカーテンレールに干している状況。外に干している時に急なお天気の崩れなどで急いで取り込みに出るのも大変だし、雨の日は雨の日でカーテンレールの場所が高いため、取り込むのに一苦労･･･とのお話。さらに、もともとカーテンレールは物干し用ではないため、ゆがんだり外れてしまったりして危ないですよね。
今回、お客様がご希望されていたのが、室内物干し。
ということで、本日は室内物干しをのパターンをご紹介します☆
※LEVEL.1、LEVEL.2の商品は、ホームセンターなどでアイテムを購入して、ご自身での設置が可能です★壁や天井に穴をあけることもないので、賃貸にお住まいの方でも安心！
LEVEL.1 室内用の物干しスタンドを使う
一番手っ取り早いのは、折りたたみ式の室内干しスタンドを購入すること。ただし、そこまで容量が大きくないので、ご家族みんなの洗濯物を、と考えるとなかなか干しきれないかも。簡易的な使用であればこれでも充分です。
LEVEL.2 室内に物干し竿を固定できるアイテムを設置
床と天井との間で突っ張って物干し竿を固定できる、「突っ張り物干し」と呼ばれるようなアイテムも販売されています。これを使えば、室内にそのまま物干し竿を固定できるので、普段どおりの洗濯物が干せますね。ただし、なかなか存在感が出るため、使わない時は取り外してしまっておくのがオススメです。
LEVEL.3 壁や天井に室内物干しアイテムを取り付ける
天井や壁、窓枠などに直で固定するタイプ。使わない時は簡単に取り外せたり、邪魔にならないように収納できたりする造りになっているため、普段の生活やインテリアに影響しないのが特徴です。自分でDIYで取り付けることも不可能ではないですが、取り付けられる場所は間柱などが入っている箇所に限定されるため、できればプロに頼むのが安心。
LEVEL.4 浴室乾燥をつける
浴室に乾燥機を取り付け、物干し竿を設置できるようにすれば、リビングなど人目に触れる場所に洗濯物を干さずに住むのですっきり！さらに、冬場にお風呂が寒い･･･という事態も避けられヒートショックの危険も下がります。ただし、乾燥機のフィルターのお手入れの手間や、光熱費がかかることもきちんと知って選んでくださいね。
LEVEL.5 洗濯干し専用のスペースをつくる
しっかりリフォームできるなら、日当たりの良いところにサンルームをつくるのも一つの手。屋根や壁があるスペースなので、お天気に左右されず、いつでも干すことが可能です。リビングの日当たりなどのバランスもよく考えて検討してくださいね。
室内干しの場合、しっかり乾かないのでは？とかニオイが心配･･･なんて方もいらっしゃると思いますが、スペースの造り方ひとつで室内でもきちんと干せる工夫もたくさんあります。これからお家を建てる！という方は、壁や床の素材ひとつでも乾き方がまったく違ってきますので、いろいろ勉強して選択してくださいね。
リフォームの場合、何をどこまで行うかはお施主様のお気持ち次第です。でも、今のお家への不満点を挙げて、予算や現状と照らし合わせながら検討を進めていただければと思います。
家づくり学校では、新築をお考えの方にも、リフォームをお考えの方にも、情報誌ではお伝えしきれない住宅業界の実情から、無理のない予算の考え方に正しい住宅会社の選び方、営業マンに惑わされないための術･･･などなど、家づくりで失敗しないためのコツをたっぷり伝授しています。いろんな選択肢をまず知って、ご自身で賢い選択ができる知識をきちんと身につけましょう！！
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