アドバイザーブログ
家づくり学校 川越校
2018.01.27
2018.01.26
窓のリフォーム【体感・数値編】
前回の「窓のリフォーム【施工・完成編】」に続きまして、ついに一番気になる【体感・数値編】です!APW330を使ったリビングの2重窓化。梅野家の温熱環境はどうなったのでしょうか?
窓のリフォーム【現場下見編】
窓のリフォーム【下見・決断編】
窓のリフォーム【施工編】も合わせてご覧ください。
施工後、初帰宅
施工当日の1月16日、夜19時。午前の施工後出社した私は早く家と窓の温度を確かめるのが楽しみで帰宅したのですが…居間のドアをあけるなり、ほわっとゆるくあたたかい空気。
「おっ!なんだか空気感が違う?!」と言って、そのあと見た光景に驚きました。
なんと、ストーブもエアコンもつけていないのです…!!!!!!!!!
これはもう考えられないことでした。普段は15時半頃に日が陰ってくると即寒くなるのでストーブをつけ、18時にはエアコンもつけ、室温は温度計で20度なっていたのが…… 暖房をつけていない?!
しかも室温18度。なのに、ストーブでの20度より快適であたたかく感じるのです。快適さで比較すると
【施工前】夜19時 ストーブ、エアコンW使用。室温20度<<<【施工後】夜19時 暖房なし。室温18度
なぜ室温18度の方が快適なのか?それは、室内の温度差が少ないことにありました。足元と頭のあたりの空気の温度に差がないのです。人はここに差があると不快と感じます。いつもレクチャーで話し、最新のおうち見学で体感していることなのですが、長年住んでいる自宅で体感すると別格の驚きでした。
温度差がない理由…これはもちろん、窓が変わったからに他なりません。いままで冷気を放っていた窓ガラス、サッシ、こちらの表面温度と室温の差が少なくなったからです。
更に具体的に窓まわりの温度差を見ていきましょう。今回2重窓設置でしたので、いままでの窓と新しいAPW2重ガラス・樹脂サッシの窓の差をその場で比較することができました。結果…
従来の窓 ・ガラス部温度 8度 ・アルミサッシ温度 5度
APWの窓 ・ガラス部温度 16度 ・樹脂サッシ温度 13度
この温度差、本当に驚きました。まったく違います。そして従来の窓とAPWの窓の間には空間があり、そこの空気の冷たさときたら…まるで外!外です!この空間冷蔵庫代わりに使えそう。この空気がいままで家の中にすべて流れ込んでいたと思うとぞっとします。それくらい、APWの内窓をつけた途端、窓に対する意識が変わりました。
さすがにこのあとストーブをつけたのですが、いままではストーブ+エアコンで20度だったのが、22~3度まで温度が上がります。なので、締め切っていたキッチンや和室の扉を開けて調整しました。
さらに、いままではストーブを消すと5分で寒くなっていたのでついつい消すことをためらっていたのですが…
消しても寒くならない=温度がさがらないのです。
どれくらいさがらないのかというと、21時くらいに22度を超え、暑いのでストーブを消し、23時の時点で20.5度!まったく問題ありません。足元が冷えたり、上着を着たいと思わずに過ごす快適さ。
では朝はどうなっていたでしょう?
今までは夜23時にストーブとエアコンを消すと、朝7時に12.5度でした。この翌朝・・・起きてきたときのリビングの温度は16.2度!!この3.7度がどれくらい違うのか?を言葉でいえば、「寒さで爪先立ちで歩き、あわててストーブをつけ、しばらくその前で縮こまる。正直動きたくない」から→「別につけなくてもいいけど…子供もいるし一応ストーブつけようかな。肩をすくめることもなくゆったりと紅茶」
これくらい違うんです!!年配の両親や年長の息子、家族全員が大喜び。新し物好きの梅野家ですが、今回の窓リフォームはすばらしい、よくやった(施工は私ではないのですが笑)と家族に大変ほめられほっこりと笑顔の広がる冬となりました。
さらに1月23日…関東を襲った雪と寒波
厳しい冷え込みになったこの日、帰宅中の車の外気温計は-3度を示していました。指先まで凍りつく寒さでしたが、楽しみがありました。いったいこの寒さで、我が家のリビングはどうなっているのか!?
帰宅してまず、やはり冷え切っていない温度!さすがにストーブはつけていますが、快適です。以前なら考えられなかったことです。そして、早速窓の温度を調べてみます…
従来の窓 ・ガラス部温度 4度 ・アルミサッシ温度 0.06度
APWの窓 ・ガラス部温度 13度 ・樹脂サッシ温度 8度
素晴しい…ため息が出ました。今まで冷気を放つ原因だった窓が、私たちのいるリビングを守ってくれているのです。
いつもは雨戸+窓+窓で閉めていましたが、この日は寒くないからと雨戸をあけ、部屋の明かりを消して、庭に降り積もったきれいな雪景色を家族で眺めました。この素敵な光景を眺めながら、あったかいって本当にありがたいなあ・・・と深く深く思いました。雪の予報が来ると車にスタッドレスタイヤをはかなきゃ!とカーケア店が大忙しになるそうですが、窓リフォームの予約が殺到してもいいんじゃないかと思ったくらいです。
我が家がツーバイフォーという元々ある程度の気密の見込める工法だったことも幸いしたかもしれませんが、窓リフォームの効果は絶大です。施工していただいた野原建具工業様、本当にありがとうございました。
今回で窓リフォームシリーズは終わりますが、また夏や、新たな発見があったときにはお知らせします。そして、実体験を聞きたい!そんなにいいなら窓リフォームしたい!家づくりのこと、もっとききたい!ぜひぜひ、家づくり学校川越校へお越しください!ご予約お待ちしております。
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