アドバイザーブログ
家づくり学校 岡山校
2023.07.21
2020.01.13
リノベ―ションの可能性―①築170年の蔵を再生
先月、小橋工務店さんの手掛けられたおうちや現場を見学に行ってきていました!どんなおうちだったのか、ご紹介いたします!
①築170年の蔵と、築40年の古家を大胆リノベーション
長方形の土地の、手前に築40年の古家が、その奥に築170年の蔵が建っていました。二つの建物を繋げて、一つのおうちにリノベーションしていました。
こちらのおうち、空き家利用と、次世代建材の補助金が250万円出ているとのこと!
「次世代建材」という事で…随所に特徴が。玄関の扉も断熱材が入っている建材でしたよ~
玄関入ってリビング!この空間、広く感じられるように壁が並行ではなく、斜めに建っているんです!
(こんな感じです)
壁に平行するように、建物自体がちょっと斜めに建っているのです。そして、
この古家と廊下で繋がり、鎮座しているのが…
この、立派な蔵!
蔵の壁の補強
先程の古家もですが、「住めるようにする為」に耐震補強と断熱対策が必要となっています。
特にこの蔵は、壁はほぼ突っ立ているだけで、外へ向けてバタンと倒れてしまいそうな、危険な状態でした。
倒れてし合わないよう、柱と金物を使用した補強措置が施されていました。その外観の様子がこちら!
へえ……………………なるほど………………
あっ 図解しますね!
(こんな感じです)
外壁側・内壁側それぞれに柱を打ち立て、 外柱⇔元々の壁⇔内柱 をボルトで貫通していたのです。
リノベーションは、建物それぞれ合わせて「安全に住めるように」手を加える必要があるんですね~!
その賜物が、この吹き抜け!
二階、三階部分の床ほぼ半分を大胆に開放!
この気持ちの良い空間遣いも、しっかり建物に手を加えているから実現したのですね。
(170年前のマーキング。約2世紀分の歴史を感じますね。)
修復して、新たな工夫を盛り込んで、住み継いでいく…素敵なお住まいでした。
ネットや本でも勉強はできますが、やはり実際に見学して、見て、触れて…知識を実感へ落とし込む勉強はとても大切ですね!なにより、驚きと発見が詰まっていて、すごくワクワクするな…そう感じた現場見学でしたよ。
実際に見て・触れる事が、一番の勉強です!
という事で…私たちと一緒におうちの勉強に出かけませんか?
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