アドバイザーブログ
家づくり学校 岡山校
2023.08.16
2022.10.31
建て替えか?リフォームか?
先日、ご主人様のお祖父様から受け継がれたご実家を建て替えか、リフォームか、どちらがいいかとのご相談で来てくださったT様。前回お話しを伺った際に、ご実家の築年数、坪数や間取り、どんなお家にされたいかなどのご夫妻のご要望や現在のお困りのところなどを伺いました。
建て替えか?リフォームか?このご時世の問題だと思いますが、ウッドショックの後、建築資材の価格が高騰していること、地盤改良工事や土地価格も値上がりしており、新築をご検討されている方には厳しいところも多いかと思いますので、親族の方のお家があるという方には大変ありがたいことと思います。
T様の場合、築年数が40年少々とのことで、耐震に関しては今の基準に合わせて耐震2(できれば最高等級3)に上げて頂いた方が安心なこと、断熱施工も受けられて暑さ寒さの影響を受けにくい(電気代のかからない)省エネのお家にして頂くことで、後々も持続可能なお家づくりになることをお伝えしました。
建て替えか、リフォームかの判断の目安としては、あと何年住まれるお家か?かと思います。
ひと手間かけたところで何年か先にまた費用が掛かるという場合は、建て替えをされた方が安くつく可能性があります。
昔のお家と今のお家は性能面で格段に違いがありますので、最新の性能が欲しいという方も建て替えの方がいいかと思います。建て替えのメリットは暮らしが快適になること、デメリットは費用がかかることです。
リフォームのメリットは費用が抑えられることですが、やりすぎると高くなります。
いくら物件が新しくても間取りなどに多くのご不満がある場合は、リフォームされた方がいいかと思います。
もう1つの判断基準として、リフォームの工事費用が建て替え費用の7割を超える場合は建て替えた方がいいと言われます。例)建て替え費用 3000万、リフォーム費用 2200万 → 建て替えの方がいい!
建て替え、リフォームのどちらにしても、検討されているお家を実際に傷み具合などを見て、総合的に判断して頂くことが大切です。住宅会社さんに現況診断を依頼し、見積もりをとって比較検討して頂ければと思います。
T様も現況診断、見積りのご相談の結果、建て替えで進めていかれることになり、改めてT様のご要望をお伺いし、再度、住宅会社さんのご提案をさせて頂きました。
T様のお家づくりを今後もしっかりと応援させて頂きます!! 😀
今のお住まいが寒くて困るというお話しもよく伺います。快適なお住まいの為に、目に見えない所もきちんと丁寧に施工してくれる会社さんに頼まれることが大切です。お家の性能を上げると快適な上に健康になります。(寒くないので風邪をひかない!)
『冷えは万病のもと』とも言いますが、体もお家も健康寿命を延ばして頂きたいなと思います 😛
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