アドバイザーブログ
家づくり学校 岡山校
2022.07.22
中古マンション購入の際に気を付けることって?
「マンションリノベ、マンションリフォームって最近よく聞くけど、どうなの?」そんなお声をいただくことがあります。そこで今日は、中古マンションを購入してリフォーム、リノベーションする際に知っておきたい情報をお伝えします。
↓リフォームとリノベーションの違いについてはこちらのブログもチェックしてください。
注意すべきことは?
①築年数と耐震基準
古い=耐震性が弱いというわけではないですが、1981年6月1日以前については耐震基準が「旧耐震基準」というものになっています。「旧耐震基準」は、震度5でかなり倒れる可能性が強いものです。南海トラフ地震は、震度5以上の規模で来るといわれているので、旧耐震基準の建物については注意が必要です。
②水回り
マンションの場合は配水管などがコンクリートに埋め込まれているケースがあり、その際は水回りの移動は難しくなります。また、階下への漏水や床の腐食というトラブルを招いてしまうかもしれないので、水回りのリフォーム自体を禁止している物件もあるそうです。
③ランニングコスト
住宅ローンの返済+月々の「管理費」「修繕積立金」を納める必要があります。大体、相場は月々2~3万です。建物は年数により劣化していくので、築年数が古いほど、納めていく金額も高くなる傾向があります。
④リフォームできない間取
「専有部分」と「共有部分」があり、共有部分に関しては入居者全員の共有財産のため勝手に変更はできません。リノベーションになってくると撤去できない壁や柱がでてきます。建物を支える役割があるので、これらを撤去するのは難しいです。
⑤防火地域内
防火地域、準防火地域とは「市街地における火災の危機を防除するため定める地域」のことです。この地域ではリフォームの際、防火・耐火性能を満たすことが必要など、厳しい条件があります。予定外の費用が発生したり思い通りのプランにならなかったりする可能性もあります。
まずは何をすればいいの?
中古マンションを購入する前には、必ずプロに建物をみてもらいましょう!そして、その前にマンションについてや家についてどうリフォームしたいのか、どうリノベーションをしたいのかを考えるために、勉強することも大切です。
リフォームについて学べるセミナーも開催中。是非ご参加下さい。
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