アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2024.05.02
2019.10.28
家づくり学校 神戸校
迫る南海トラフ地震、我が家は大丈夫?
30年以内に80%以上の確率で私たちを襲うといわれる「南海トラフ地震」…それが明日なのか何十年後なのか誰にも分からないからこそ、事前の備えが大切ですよね。
建物の地震に対する強さは「耐震等級」という1~3のランクに分けられます。1は国が定める建築基準の最低ライン、最高等級の3は消防署や病院などと同じ避難所レベルの強さを誇ります。
東日本大震災や熊本地震を例にみても、日本は世界有数の“地震大国”です。特に兵庫は阪神淡路大震災の被災地で、地震の恐ろしさを身をもって知る地域でもあります。
そんな兵庫でもよくお尋ね頂くと感じるのが「耐震等級1でも崩れはしないんでしょ?」というご質問ですが、ハッキリお答えすると…ごめんなさい、崩れます!!
熊本地震のように震度7が立て続けに襲ってきたケースでは、耐震等級1だと1度目は耐えられたものの2度目の揺れで倒壊した住宅が多く、現行耐震基準である等級1のクリアだけでは命の安全は保証されないということが明るみに出たのでした。
某住宅メーカーさんを訪問して「今の日本はどこの会社もある程度強いので大丈夫です」と言われたお客様も、家づくり学校に来られた当初は「耐震はそんなに意識しなくても良いんですよね?」と仰っていましたが、上記のお話をさせて頂くと大変ビックリされていました。
「大丈夫って言われたのに…」とショックを受けたご様子でしたが、残念ながらこういったエピソードは頻繁にお聞きします。家を建てるお客様ご自身が「ある程度」の強さがどんなものかを知らないままでは、売り手の言い回しに左右されてしまって正しく判断するのは難しいですよね。
だからこそ、ご自身と大切なご家族を守る場所である「家」のことをもっと知って欲しいなと、私たち家づくりアドバイザーは願っています。
何かあってからでは遅い、失敗したと気付いてからでは遅い―…建てた時だけでなく何年たっても「この家でよかった!」と思える家づくりをするために、私たちと一緒に家づくりの準備をしませんか?^^
どんなご相談も、家づくり学校でお待ちしています♪
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