アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2023.08.21
2023.04.23
朝日 絵里
どんなクロスが好き?
皆さんが今お住まいのお家、壁の素材は何でしょうか?日本のお家の室内は、塩化ビニール製のクロスが最も多く用いられています。クロスはデザインが豊富で、比較的価格も安く施工もしやすいという特徴があります。
クロスの種類
塩化ビニール製クロス
塩化ビニール樹脂などを主な素材とするビニールシート。最も多く用いられており、色やデザインのバリエーションも豊富です。商品にもよりますが、比較的安価なものが多く、施工がしやすいという特徴もあります。
紙製クロス
木材から抽出したパルプが原料の洋紙を使用し、表面にプリント加工やエンボス加工したもの。欧米では多く用いられています。
布製クロス
レーヨン、ポリエステル、木綿や麻などが原料。織物クロスとも呼ばれており、価格は比較的高めです。質感を活かした高級感のある雰囲気に仕上がりますが、ホコリを吸着しやすく、一度汚れが付くと落としにくいというデメリットもあります。
クロスのメリットは?
デザインが豊富で工期が短く、費用が漆喰などと比較して安いという点が挙げられます。
クロスのデメリットは?
年月が経つと端や継ぎ目から剥がれてきてしまうこと。また、一般的なクロスには吸湿性がないため、性能の低い家づくりをしてしまうと結露しやすく、カビが生えてしまうこともあるかもしれません。
結論、価格やデザイン、工期を重視するなら、選択肢が多いクロスを選ぶのがベストですが、調湿効果などを期待するなら漆喰なども候補に入れてみるといいかもしれませんね。
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