アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2018.10.09
2018.10.06
家づくり学校 神戸校
4階建て7層造り・・・?in金沢
先日、石川県に行きました!石川出身の友人がいるので案内してもらいました♪
何度か訪れたことはあるのですが、ザ・観光客なことできてなかったので、最初の写真にもあるように兼六園行ってみたり、21世紀美術館など見て回りました。
そして、行くにあたり色々と見ていたところ気になるものを発見し、そこも見に行く事に。
その名も 『忍者寺』。
忍者が住んでいたのか?からくりがたくさんあるのか?楽しそう!ということで行きました♡
名前の通り、ただのお寺にあらず!
残念ながら、お寺の中は撮影一切禁止だったので外観の写真しかないのですが、感想・・・
「面白い!またじっくり見たい!でも一人だと確実に迷い込むやろな!!」こんな感じです(笑)
ざっくりしすぎですね、少し説明を。(ガイドさんの受け売りですが。)
妙立寺、通称「忍者寺」は、加賀百万石の三代当主である前田利常公が建てたお寺。このお寺、前田家が幕府に攻撃されることを予想してその対策として建てられたものだとか。
当時はお城以外に3階建て以上の建物を建ててはいけなかったのですが、このお寺はいざという時に殿を守るためにも作られているので、外観は普通の2階建てなんですが、その実、中は4階建て7層の造り!
敵襲を想定しているため構造はとても複雑で、いたるところに抜け道やら部屋が繋がっており、部屋の数は23、階段の数は29ヶ所と説明していただきました!
本堂裏には外に通じる抜け道階段があり、ただ、外に出られる=外から入れるということも考えて、普段は蓋と鍵がされているんですがその「鍵」というのが『おおお~!なるほどね!!』となるようなものでして。(ぜひ現地で見てほしいです♪)
その他にも賽銭箱兼落とし穴、通路と思いきや落とし穴(隠し階段)、殿専用の中二階部屋、本堂の最上階に見張り台、さらにお寺の中にある井戸は金沢城まで繋がっている?!なんていうわくわくする逸話もあり、こことここが繋がるのか!と、とても楽しめました。
また、「明かり取り階段」というところがあるんですがこれは普通の家でも使えそうなからくりだなと感じました^^ (この階段が作られた経緯理由は全く可愛くないんですが(笑))
ただ、この忍者寺、、複雑すぎるゆえ、一人歩き厳禁。必ずガイドさんの説明のもと案内してもらうので予約必須です!武士がいた時代ならではな部屋もありましたし、歴史を感じられるお寺でした。機会があればぜひ行ってみてほしいなと思います。
そしてこの忍者寺、色々な想定のもと建てられましたが(例えば茶室は刀や槍を振り回せないよう天井低く)、結果としては攻めいれられることはなく、当時の形のままきれいに残っていて安心して楽しめる観光スポットですよ♡ちなみに忍者とは一切関係ございません、その複雑さから忍者寺と呼ばれているということです。
皆さん、自宅の中に隠し通路や隠し部屋はいらないと思いますが(笑)、先人の知恵を学びにいくのも楽しいですよ^^もし必要な方は(!?)こっそ~~り行ってみて下さい。
そしてからくりだけではなく、北陸という土地柄も考えられた建て方・『梁』も見どころ!これ、ものすごいです。
また、金沢は建物や歴史ばかりではなく食も楽しめるところでした♡♡
海鮮はもちろんのこと、お酒やちまたで噂の不思議なお茶漬け屋さんなどなど!(通称ヤッホー茶漬け)
私はちょっと行く時期が早かったので兼六園の雪吊りやカニは楽しめませんでしたが、これからのシーズンとってもいい観光地だと思います。
ちょっと普段の息抜きに、おすすめですよ。京都ほど混まずに着物体験も楽しめる、とっても「映える」観光地でした~
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