アドバイザーブログ
家づくり学校 川越校
2019.01.27
竹内 慶子
【建物診断】建て替えか?リフォームか?
お客様のお宅に建物診断へ行ってきました!
建て替えか?リフォームか?迷わない判断術・・・こちらのセミナーでしっかり勉強されたご家族からのご依頼で「そもそも自分たちの住んでいる家はリフォームができるのかどうか???」ということで、実際に建築のプロ(工務店社長さん)に「リフォームが可能かどうか」見に来てもらいました!
お宅は、築30年の奥様の実家。結婚と同時に奥様親御様から引き継いで住んでいます。
・リビングは、床がグスグスしていました・・・。(これはお客様が住んでいても気になっていたこと)
・お風呂場は、とにかく寒かったです・・・。(こちらもお客様の一番の悩みである部分)
・1階部分は大きな地震がきたら支えてくれる柱も壁もない状態だからとても危険です・・・(構造のチェックをしてプロからの意見です)
・小屋裏にもあがってもらいましたところ・・・
おっ!!!ここは・・・
社長:「30年前の大工さん、すばらしい仕事していますね。とても丁寧に仕事していることがわかりますね」と社長からの感想。
地下室!!
なぞのこの写真は・・・実は地下室です!(一般のご家庭で地下室があるなんてすごすぎ!)
社長:「カビ臭くないですね。きちんとした仕事してくれていますね」
答えはまだ先、とことん話し合うこと
ご家族としては、寒いし、古いし、大きすぎるしもう「建て替え」かなというお気持ちが強かったと思いますが、こうやって建築のプロに見てもらっていくと、リフォームが可能なことが見えてきた。さらに「今までの思い出(奥様がずっと育ってきたおうちなので)もあるだろうし、簡単に壊す、建替えるという答えは出さなくて良いと思いますよ。結果的に建て替えになったとしても、なぜ建て替えにするのか明確に理由を出しましょう。リフォームするにしても、今回とことん話し合ってください。今後どうしていきたいか、どんな風に過ごしたいか、子供のこと、将来のこと、ご夫婦のことを。家は家族の幸せにくっついてくる脇役みたいなものですから。まずは、家族のことを一番に考えていきましょう。」
奥様:「大工さんが作ってくれたこの食器棚はお気に入りなんです」って。
社長:「建て替えにしてもリフォームにしてこれは活かすことはできますよ。建て替えだからって何でもかんでも壊すようなことは絶対にしない方が良いですよ!大切なものは使って残していきましょう」という言葉に、奥様の顔に安堵の色が見えました。
40代前半のご夫婦ですが、高校時代からのお付き合いだったため、
ご主人:「僕もこの家にはもう20年以上通って、そして過ごしていますからね。」
大切なおうちの行方はこれから色々な選択肢を知って、ご家族で本気で話し合いながらベストな答えを見つけていきます。そのために私もご家族のためにお手伝い&情報提供をさせていただきます。
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