【▲要注意】借りられる金額＝返せる金額ではありません!!

お家づくりを考える際に資金計画をすることはとっても重要です。個別相談をさせて頂く際も、お客様にとって無理のない資金計画かどうかという所はお客様と一緒に考えていきます。お客様の中には、｢いくらまで借りられるんだろう？｣というところばかりにに目を向けている方もいらっしゃいます。ただ、沢山借りることが出来て大きなお家を建てられたとしても、月々の返済に追われてしまい生活が苦しくなってしまうようでは本末転倒です。お家づくりをする際は、きちんと自分達に無理のない資金計画をしながら楽しく進めていきましょう！

◆生涯にわたり無理のない返済計画を考える

住宅ローンは金融機関の所定の審査基準を満たせば世帯年収の8～10倍まで貸してくださいます。その金融機関の審査基準で算出した｢借りられる金額｣が｢返せる金額｣であると錯覚してしまう人も多いと思います。しかし、あくまでも｢借りられる金額｣はローンの審査に通る金額であり、無理なく返していける金額とイコールではありません。お金の使い方は各家庭によって異なりますし、ローンを組む人が30歳の場合と50歳の場合では、退職までの期間が違います。家計収支を考えず、貸してくれるからといって借入額を決めてしまうと、実際の返済に行き詰ってしまうかもしれません。｢今｣だけでなく生涯にわたって本当に無理がない返済計画になっているかどうかを確認しましょう。

なお、実際に金融機関が審査する場合には、返済負担率(基準は金融機関によって異なりますが、一般的には年収の25～35％以内)、土地や建物の担保評価、勤務先、勤務形態、勤続年数、他ローン(自動車ローンやカードローン、クレジットカードの分割払いなど)の借入状況などを総合的に判断します。

◆安心できるお金を手元に残す

一般的にマイホームのお金は｢現金｣と｢住宅ローン｣で準備しますが、現金については｢無理なく抽出できる金額｣だけを予算に加えます。手元に残すお金は、「いざという時の備え」。生活費の半年分程度とも言われますが、これはあくまでも目安です。どの程度準備するかは家族構成などによっても変わります。ご自身が安心できる額を手元に残すようにしましょう。合わせて｢使い道が決まっているお金｣も手元に残します。例えば車の購入資金や子どもの教育資金。毎月の返済を出来るだけ抑えたいと、2～3年後に使うことが決まっているお金まで投入するケースも見られますが、頭金に入れたことで手元のお金がなくなり、より金利の高いマイカーローンや教育ローンを借りてしまっては本末転倒です。

頭金として充てる他にもマイホーム購入時には様々な諸費用や家具、家電などの購入費用、引越し費用など、現金で残しておかなければならない費用が沢山あります。これらの支出も踏まえた上で、無理なく準備できる現金と適正な借入額を合計したものがマイホームの総予算となります。無理のないご予算を考えた上で、楽しくお家づくりを進めていきましょう。私たちアドバイザーがお客様に合わせてシュミレーションをしながらご予算を見させて頂きますので、お気軽にご予約くださいませ♪

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