アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2024.07.20
2023.04.01
朝日 絵里
吹き抜けを作るメリットは?快適な環境づくりの秘訣
お客様に好きなデザインや理想の暮らし方をお聞きしていると、「吹き抜けがあると明るいしかっこいいですよね~」と言われることが非常に多いです。
今回は吹き抜けのメリットとデメリットをご紹介!しっかり良し悪しを知った上で、開放的でカッコいい家づくりを目指しましょう(^^♪
吹き抜けとは?
吹き抜けとは、1階部分の天井・2階部分の床を取り除き、1階と2階の層を無くすことでできる天井の高い空間のことです。リビングや玄関、階段スペース部分に設けられることが多く、圧迫感を軽減し開放的な空間を作り出すことができます。
特に中心部などで敷地が狭く、隣家との距離が近い場合などは、吹き抜けを設けてしっかり採光できるように計画されることも多いです。
吹抜けのメリットは?
★圧迫感のない、開放的な空間になる
吹抜けを作り天井が高くなることで空間が縦に広がり、家の中がより広く感じられます。さらに、窓を設けると室内にいながら外の景色を楽しめるため閉塞感をなくすことができます。
★風通しがよくなり、明るくなる
窓が高い位置に設置できるので、自然光を効果的に部屋の中まで取り込むことができます。部屋全体が明るい雰囲気になると、薄暗い部屋で毎日を暮らすより気分も明るくなりますね。2階部分の高い位置に窓をつけることができるので、外から覗き込まれる心配もなく、プライバシーも確保できます!
夜には星空を楽しむことができるので、ゆったりとした癒しの時間が過ごせるかもしれません。
また、暖かい空気が上に登る性質を利用して、室内の空気が自然循環する風通しの良い家を作ることができます。天井にシーリングファンを設置することで家の中の空気をより効果的に循環させる家も多いです。
吹き抜けによって上下階が繋がり、声も届きやすいため、2階にいる家族とのコミュニケーションがより円滑になります。特にお子様がいる場合、子供部屋は2階に配置しがち…。できる限り親子のコミュニケーションを取れる家にしたい!という方にとってはぴったりかもしれませんね。
また、吹き抜けのある開放的なリビングは明るく居心地が良いため、家族が自然と集まる場所になりますよ!
★デザイン性の高いオシャレな家に
吹抜けのデメリットは?
★2階部分の床面積が狭くなる
吹き抜けをつくることで、本来は部屋に利用できるはずのスペースが狭くなってしまい2階の床面積が狭くなり、部屋数にも制限を受ける可能性があります。
★音や匂いが2階に届きやすい
上下階の空間がつながる分、音が筒抜けになることや、料理などのニオイが気になるという人もいます。確かにリビングに吹き抜けがあると、ダイニングやキッチンの匂いは音は2階にダイレクトに伝わってしまいますね。
例えば、「夜遅くに1階リビングのテレビの音や話し声、掃除や片付けの音などが2階の寝室に響いてなかなか寝付けない!」という声も。音に敏感な方や、プライベートな時間を特に重視したい方は間取りに注意してください。
★高所の照明や窓サッシのメンテナンスが大変
キャットウォークなどを設けていない場合、高所の窓ガラスの掃除には脚立が必要になってしまいます。ライトの交換やシーリングファンの掃除なども高い位置でのメンテナンスになるため手間がかかってしまいます。
少し危ない作業も伴うので、プロに任せるという方法もあります。建築時に「アフターメンテナンスはどのように対応してくれるのか?」を聞いておくことをおすすめいたします。
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