アドバイザーブログ
家づくり学校 川越校
2023.07.26
2018.08.13
プレカット工場で見たものとは?【夢ハウス・イケヤ建築設計さん】パート3
家を建てる木材で言うプレカットとは、設計に合わせて必要な資材を工場で加工することです。機械で行うので早く、廃材も少なくすみます。現場では組み立てることがメインになるので、工期も短縮されます。ということは、コストカットにもなりますね。
これに対して手刻みというものがありますが、こちらは大工さんが現場で加工するもの。熟練の大工さんが長年の技術で作り出すので、正確さ、緻密さは最高です。現場だからこそできる精細な調整などは手仕事でなくてはできません。
先日ブログで公開した
8月3日「新潟まで、家見学!【夢ハウス・イケヤ建築設計さん】」
8月4日「新潟へ見学ツアー【夢ハウス・イケヤ建築設計さん】パート2♪
に続けて見学したプレカット工場では、機械だけではない、そしてカットだけではない様々な木の姿をみることができましたので、写真と共にご紹介します!
まずは乾燥!
木材には実は大量の水分が含まれています。もし、この水分をそのままに使ったとして…ゆがみや大きな割れの原因にもなりますし、材木の重量が増えるのは家にとってよいことではありません。(割れは乾燥材だからこそ出るものもあります!)乾燥するからこそ木は呼吸し、調湿してくれるのです。
そこでこちら!
木材を入れて乾燥させるお部屋。あけていただくとものすごい熱風が。まるで水分を焼きだしている!という印象です。扉にべったりとついているのは木材から出たヤニです。水分といっしょにこんなに出てくるんですね。
乾燥の工程は何度も繰り返し行われるのですが、自然風の中において乾燥する際にも置き方があります。間をあけて水分が飛ぶようにする。そして木目、上記写真のように向きをそろえます。でないと、これまた歪みの原因になるんです。
実は職人さんの手も
そしてプレカット工場といえば機械でざくざく!というイメージでしたが、こちらの工場では節の処理、仕上げや継ぎ手の部分などそれぞれ専門の方がいます。
指先の感覚でチェックしながら木目の美しい面を出していきます。
今回こちらの工場で一番驚いたのは、現場の方が本当に活き活きと働いていらっしゃること!夏は過酷な暑さの中、冬は吹きさらしの寒さ(日本海沿いです…!)の中、手仕事を大切に皆さんが笑顔でお仕事されていることに感銘しました。
こうして加工された木がどんな風にしあがってくるのか…次回、新潟見学編最終回(8/15更新予定)でお知らせいたします!お楽しみに。
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