アドバイザーブログ
家づくり学校 川越校
2023.07.26
2018.03.09
西川材の老舗材木屋【大河原木材さん】
埼玉県産優良木材、『西川材』
飯能市で生産され、首都圏を中心に広く使用されています。
江戸時代には特に良質な木材である西川材は入間川から荒川を流路として江戸に向けて大量に送られ、地場産業の礎となり、江戸の西の方から来るという意味から西川材と呼ばれるようになりました。
良質の理由
平均気温12~14度、平均降水量1700~2000mm、降雪は年3~4回と比較的温暖であり、地質気候共に杉・檜の生育に適しているとのこと。濃密な年輪が形成される良材として全国的に知られています。
材木の変形しにくい度合いを示すヤング係数は、全国平均E70のところE80~90と非常に高い数値を示しています。
天然乾燥の為に置かれている材木。ストックヤードは非常に広く大きいのですが、こちらも木材で建てられており寺社を除けばこんなに大きな木造建築を見たのは初めてでした!
一番良いのは秋にとってきたもので、そこから1年~1年半くらいかけてじっくりと自然乾燥していくそうです。
この西川材で建てられたこちらの展示住宅
飯能の山を背景に立派な屋根の佇まいが素晴しいです…壁は土壁を使用。大河原木材さんが考える理想の家の一つの形です。
こんな素敵な無垢たっぷりの日本家屋ですが
キッチンはナチュラルテイストでまとめられていて、女性陣から感嘆の声が。
本当に、木は同じ素材でも様々な顔をみせてくれますね。
今回こちらを見学させていただいて一番感じたのが、無垢だからすべて等しく良いのではないということ。生育エリアの環境、伐採の時期、乾燥方法、そして木の特性を最も活かすカットをしているか。西川材が優秀な木材として今も尚その評価を得ているのは、すべての理由があってこそなのですね。
今後、こちらを見学するツアーも開催予定です!決定次第ブログでもご紹介致します。
見学ツアーの前に、まずは家づくりの基本を知っておきましょう!家づくり学校はいつでもご予約受付中です。ご連絡お待ちしております。
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