アドバイザーブログ
家づくり学校 川越校
2023.07.26
2018.02.17
自然素材は、ここまで追求できる!【千葉工務店さん】
石油化学建材に頼らない、空気のおいしい家。そんなおうちをご存知ですか?本日は自然素材での家づくりを追求した、埼玉の工務店、千葉工務店さんの完成見学会に伺ってきました。
自然素材の家といっても、いろいろありますよね。あしらいとして使う、床材や壁など見えるところにこだわる。千葉工務店さんは、仕上げはもちろん、目に見えないところにまで自然素材を追求した家を建てていらっしゃいます。無垢のおうちに興味がある方は必見ですよ!
床材
以前にも無垢床の魅力でお伝えしましたが、無垢床は年を経るごとに変化します。実際にどんな色に変化するのか、その後のメンテナンスはどうするのか、そこまで考えて素材を選ぶことも大切です。
こちらのおうちでは信州産の唐松を使用しているのですが、10年後の色合いのものを置いて撮影しました。お施主様は右のような色になることを知った上で、素材選びをしているんですね。
また、ヒバ油を塗っているためその香りがやさしく家にただよっていて、とても心地いい感じ…
建物は秋田杉、構造躯体は埼玉県材を使っていて下地まですべて産地特定ができるとのこと!同じ杉でも産地によって違うそうで、これはもうプロに聞かないとわからないですよね。床材ひとつとっても、特徴や色合いを教えてもらって、自分たちに合った素材を選ぶことができます。
あなたのおうちに使いたい素材は何ですか?それを知るためにも、工務店さんのプロの目線で教えてもらい、見てもらうことは必須ですね。
ちなみに、唐松は色合いが変化した(焼けた)あと、いろんなテイストの家具に合うそうです。アジアン風、洋風どの家具にもしっくりくるので将来お部屋のテイストを変化させたい方にもおすすめですね。
壁材
こちらのおうちでは、火山灰シラスの塗り壁と合わせてオガファーザーという壁紙が使われています。火山灰シラスの塗り壁は湿度調整の呼吸もして風合いも素晴しいのですが、全面で使うと価格がどうしてもあがってしまいます。併用することでその部分はコストを1/3程におさえることができるのですが、このオガファーザーももちろん自然素材!貼っているのりも小麦粉等から作られた完全自然由来のもの。
ここまで追求されたおうちの空気は、すっきりとしていてなんともいえないすがすがしさを感じます。
こんな使い方も!
今回私が一番目をひいたのはこちらの扉。玄関から居間へ続く部分なのですが、この扉わかりますか…?
全体にうっすらと大きな木目が…そしてむこうのドアの取っ手が透けていますよね。こちら、扉の面に1枚木を使って、1cm程の幅ごとに間を梳いているのです。
そこにストローに使われるような素材をあわせることで、向こう側が見え、且つお子様がぶつかったりしても割れる心配がありません。なにより、とても軽い扉!あけるのにストレスなくスイスイと動きます。
知った上で選びましょう
自然素材のおうちを建てたいと思われている方、木は何にしようか迷いますよね。杉がいいな。チークがいいな。お好みの素材の特性、経年変化、そして地域での違い。オイルや塗装を使用した場合の差。どこまで知っていますか?
家づくり学校ではいつも「後悔はすべて知らずして選択したこと。大切なことを知った上で家づくりをしてください」ということをお伝えしています。
自然素材に興味があったら。または自分は自然素材が好きなのかどうか。選択肢を持つためには、知らなければなりません。ぜひ、本物を見て、知って、選んでくださいね。
知るためには現地に足を運び、プロの説明と本物を見るのが一番です。見て、触れて、聞いてみたいなと思ったら、まずは家づくり学校へお越しください!大切なことをお伝えした上で、プロへおつなぎします。千葉工務店さんのおうちを見てみたい!自然素材についてもっと知りたい!と思ったらまずはお問い合わせを!簡単な入力でいつでも予約できますよ♪
家づくり学校
とは?
「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。
家づくり学校について詳しく見る家づくり学校 川越校
全国15校展開!