アドバイザーブログ
家づくり学校 川越校
2022.11.22
二世帯住宅を考えよう!
二世帯住宅とは
最近、ご両親と二世帯住宅を検討されている方が増えています。今日は二世帯住宅についてお伝えします!二世帯住宅とは、親世帯・子世帯は一緒に生活をすることを前提としてつくられた住宅のことをいいます。そして、二世帯住宅には大きく分けて3種類の間取りがあります。
完全分離型
言葉の通り、生活を完全に分離し、全く別の世帯として暮らすようにつくられた間取りです。玄関・リビング・キッチン・浴室などの水回りもすべて別で、親世帯・子世帯ごとにそれぞれつくります。イメージとしては、同じマンションの隣や上下の階で生活をするイメージです。
メリット:完全に生活空間を分けることができるため、プライベートを確保することができます。また、生活に必要な設備もそれぞれにあるため、光熱費の把握もしやすいです。
デメリット:必要な設備を2つずつ設置するため、建設費用が高くなります。住宅スペースも必要となるため、延床面積が広くなります。また、完全に分離した空間のため、親世帯・子世帯のコミュニケーションがとりにくくなります。
部分共用型
親世帯・子世帯の生活空間を適度にわける間取りです。わけ方は様々あり、玄関など一部は共有だが、リビングやキッチン・浴室などの水回りは別々・リビング以外の玄関・キッチン・浴室などの水回りは共有のように好きなように組み合わせることができます。
メリット:一部の設備を親世帯・子世帯で共有するため、適度な距離感で生活をすることができます。生活の時間帯が異なる場合でも、一部分の共有であれば遠慮せずに生活することができます。
デメリット:すべての設備をわけているわけではないため、光熱費の把握が難しいです。親世帯・子世帯がどのくらいかかっているのかを把握することが難しくなります。どのくらいの割合で費用を負担するのかあらかじめ把握することが大切になります。完全分離型に比べてプライバシーの確保が難しいのもあります。
完全同居型
こちらも言葉の通り、生活に必要な部屋を、親世帯・子世帯ですべて共有する間取りです。玄関・リビング・キッチン・浴室などの水回りなど、いずれもひとつずつとなります。親世帯・子世帯が日常的に交流できるため、一緒に暮らしているという感覚をもちやすいです。
メリット:完全同居型の場合、必要な設備が一つで済むため、費用を安く抑えることができます。間取りが一般的な住宅とほとんど変わらないため、親世帯がいなくなり一世帯になったとしても住み続け安いです。また、親世帯との距離が近く、いつでも様子がわかるため安心できます。
デメリット:親世帯・子世帯が同じ空間で生活するため、プライバシーの確保がしにくいです。また、生活に必要な設備がすべて共有のため、各世帯の光熱費を把握することが困難です。光熱費の負担率についてもめることが多いため、事前にしっかりと話し合っておく必要があります。
親世帯・子世帯ともに快適な間取りを!
どの間取りにするにしてもメリット・デメリットはあります。自分たちがどの間取りが一番合っているのか、しっかりと話し合い、検討していくことが必要となります。予算や今後かかってくる費用だけではなく、各世帯の生活環境の違いなど問題はさまざまあります。二世帯住宅を検討される際は、どのような問題があるのかわからない方もたくさんいらっしゃると思います。私たち家づくりアドバイザー・住宅会社さんは、みなさまが気が付かない問題もたくさん知っています。不安を持ったままの家づくりではなく、一つ一つ納得をした家づくりをしていきましょう!!
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